日産のミニバン「セレナe-POWER」に追加設定された4WDモデル「e-4ORCE」に試乗。既存のガソリン車や「e-POWER 4WD」車とは異なる、前後2基のモーターと左右のブレーキを統合制御し4輪の駆動力を最適化するというハイテク電動4駆の走りやいかに。
セレナ e-POWERに用意された待望の 4WD システムは、「エクストレイル」「アリア」に続いてe-4ORCE(イーフォース)を名乗る。e-POWERは源流となるエンジン( セレナ の場合は1.4リッター直3)が発電に徹してモーターのみで駆動するシリーズ ハイブリッド で、その 4WD となれば、ご想像のとおり、リアにもモーターを追加した完全電動 4WD である。
ただ、同じ完全電動4WDでも、「ノート」系や「キックス」のそれにはe-4ORCEではなく、e-POWER 4WDという商品名が与えられる。その理由について「よりパワフルなリアモーターを使うのがe-4ORCE」と説明する一部メディアもあるが、それは正確ではない。なるほど、ノート系やキックスと比較すると、同じ4WDでもセレナやエクストレイルのリアモーターのほうが総じてパワフルではある。しかし、たとえばノート系でも「オーラNISMO」(4WD)のリアモーターの最高出力は、セレナe-4ORCEのそれと同等の82PS(最大トルクはセレナのほうが大きい)だ。 e-POWER 4WDとe-4ORCEのちがいについて、日産の広報担当者にたずねると「前後モーターのトルク制御とブレーキ制御(筆者注:いわゆるブレーキLSD)によってトラクションをコントロールするという点では、両者にちがいはありません。ただ、モーターとブレーキをそれぞれ独立したコンピューターで制御するのがe-POWER 4WD、ひとつのコンピューターで統合コントロールするのがe-4ORCEとなります」との回答だった。また、実際に乗ってどの程度体感できるかはともかく、制御スピードもe-4ORCEのほうが格段に速いそうだ。
担当者はさらに「回生ブレーキも統合コントロールするe-4ORCEのメカニズム的な特徴は、クルマ側に回生協調ブレーキが備わっていることです。その意味でも、一般的な油圧ブレーキとなるノート/ノート オーラやキックスは、e-POWER 4WDとなります」と続けた。なるほどね。 2024年10月に発表、同年11月に発売された「日産セレナe-POWER」の4WDモデル「e-4ORCE」。電動駆動4輪制御技術e-4ORCEを用いた車両としては「エクストレイル」「アリア」に続くラインナップとなる。
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