マネーの知識を音声で学ぶ日経ポッドキャスト「マネーのとびら」。今回のテーマは「『年収の壁』を正しく理解」です。10月に政府が企業に対して補助制度を始めたことで、いわゆる「年収の壁」に注目が集まっています。賃上げの動きが広がり人手不足が深刻化するなか、パート労働者の就業調整の一因である年収の壁とは何なのか、米国出身タレントのREINAさんと一緒に学んでいきましょう。解説はマネー報道グループ長の手塚
年収の壁とは、年収がある水準を超えると額面の年収は増えても、税金や社会保険料の負担が生じて逆に「手取り収入」が減ってしまうことを指します。壁は主に103万円、106万円、130万円、150万円と4つあります。働く人本人の年収だけでなく、世帯への影響にも注目です。
大きく分けると103万円と150万円は税金の壁、106万円と130万円は社会保険料の壁。本人に勤務先の社会保険へ加入が必要になったり、配偶者の扶養から外れたりする水準です。ただ、所定内賃金で判断するのか、残業代、賞与などを含むのか否かについては106万円と130万円では算定基準が異なります。 「壁越え」で目先の手取りが減ったとしても、それは必ずしも「損」ととらえるべきだとは限りません。自ら厚生年金保険、勤務先の健康保険に加入することによって、将来の年金を増やすことができますし、扶養されていると受けられない給付もあります。最近の賃上げの動きも壁越えの追い風となるでしょう。REINAさんは「いずれ壁がなくなる日がくるといいですね」と話していました。番組後半の人気コーナー「REINAのFunny...
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