「因果応報」を考える

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最近「因果応報」ということをよく考える。この言葉、もともとは仏教語でよいも悪いもすべては自業自得。自分の行いによって生み出されたもの、という意味だ。売り上げの低迷、トラブルの頻発、社員の離職が止まらないなど、問題を抱えている会社の経営者は再建計画の立案やその実行のための戦略を議論する前にやることがある。それまでの自身の行動やあり方を反省することだ。トップを務める人であれば経営管理に関する知識や

スキル面では申し分ないだろう。ただ自分の心のもちようがどうであったか。ここに向き合ってほしい。社長を長く務めた人たちに社長時代の失敗を聞くと、以下の3つに集約される。

まずは虚栄心。自分が優れた経営者であることを社内外に訴えたいが故の企業買収や投資をしていないか。買収にあたり、その企業の実力以上の高値で引き受け、のれんの償却に苦しむことになっていないか。華美なオフィスに移転し、社員たちに自社の実力を勘違いさせていないか。不必要にメディアに露出し浮かれていないか。保身。自分に意見する人間を遠ざけていないか。優秀な人材を主要なポジションから外していないか。自分の主張に反する意見に対して感情的に対応していないか。 これらの行動をトップがとっていると、上がやっているのだから自分もいいだろうとまねする幹部が必ず登場する。会社のタガが外れ、結果として社業が傾く。商品やサービスそのものに力があるとむしろ厄介だ。会社の中身がおかしくなっていても、売り上げ低下などの良くない結果が表れるのに時間を要する。気が付いたときにはかなり重症になっている。

結果にはかならず原因がある。この原因を潰さない限り良い結果はもたらされない。過去の問題行動が現状を引き起こしている場合、今がすぐに良くなることはない。時間をかけておかしくなったものを直すには時間を要する。ただし、これからの行動を改めることで未来を変えることはできる。目先の売り上げ確保も必要だが、良い未来をもたらすための原因づくりを忘れてはならない。 これは会社に限らず個人にも同じことが言える。いまさえない人生を送っているとしたら、それをもたらしているのは過去の自分だ。体調不良に悩まされているとしたら、それは過去の不摂生によるものだ。家に居場所がない人は、それまでの自分の家庭に対する態度がもたらしたものだ。

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