日本企業の多くが、新しいマーケティング施策を「魔法の杖」と捉える。しかし、それでは施策の導入という手段が目的化してしまっている。結果、自社で…… → 「共感」で一点突破 持続可能なビジネスを展開する秘訣
日本企業の多くが、新しいマーケティング施策を「魔法の杖」と捉える。しかし、それでは施策の導入という手段が目的化してしまっている。結果、自社で取り組むマーケティング施策が次々と増えていく。現場は疲弊し、どの施策も中途半端となる。このような状況をどうすれば打破できるのだろうか──。
今回は、マーケティング施策を絞ることの重要性について解説する。パーパスへの共感を広げていく施策はどれか。この一点で、仕分けしていくのである。結果、共感の輪が広がっていき、現場のやる気は高まる。最終的に、持続可能なビジネスが手に入る。集客や売り上げのために、思いつく限りいくつものマーケティング施策に取り組むことは、常識と思われている節がある。ブログにポッドキャスト、SNS、オフラインのイベント。あらゆる場所において情報をコンテンツの形で発信し、潜在顧客や見込み顧客とコミュニケーションを取ろうとする。すべてのマーケティング施策において成功することは、よほどの大資本がない限り難しい。同時に、マーケティングで成功している企業の多くが、特定の施策で目立っている。「あの会社のオウンド(自社)メディアはすごい」「このブランドのインスタグラムは定期的にチェックしたくなる」。企業やブランドの代名詞とも呼べる施策が、必ずと言ってよいほど存在する。
コーネル大学ジョンソンスクール(経営大学院)でマネジメントスキルやネットワーキングを教えるデボラ・ザックは、近年もてはやされるマルチタスク型の仕事術を否定する。マルチタスクは役に立たないばかりか、「そもそも存在しない」とまで言い切る。
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