「このままでは共産党の衰退が加速する」抱いた危機感 党員・松竹伸幸氏が「党首公選」を訴える理由 党首公選 共産党 日本共産党 松竹伸幸
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に、松竹氏を批判する論説記事が掲載され、志位氏は「そこで述べられている通り」と、自らの言葉による説明を避けている。一方の松竹氏はJ-CASTニュースの取材に応じ、党内の議論が可視化されないことが有権者、とりわけ無党派層の共産党離れにつながっているとみている。公選制の主張を通じて議論を喚起し、間口を広げたい考えだ。(全2回の前編)(聞き手・構成:J-CASTニュース編集部 工藤博司)――
内閣支持率は低迷する一方で、野党の支持も伸び悩んでいます。共産党も22年夏の参院選では議席を減らし、論客として知られた大門実紀史参院議員が落選したりしました。この理由をどうみますか。志位和夫委員長が「長期政権」になっていることは影響しているとみますか。21年の衆院選の「限定的な閣外協力」をめぐる混迷が大きいとは思います。22年夏の参院選に限って言えば、21年の衆院選で野党共闘路線が行き詰まりを見せて、それについてどうするかが問われたわけですよね。でも、共産党はそれに対してどう向かっていくのか、全然打ち出せませんでした。野党共闘路線を続けるのであれば、「ここを克服してこうやる」と言わなければならなかった。例えば昔であれば、野党が与党にすり寄っていくような局面では「みんな『右へならえ』でいいのでしょうか」「確かな野党」といったスローガンを打ち出して選挙に臨んできましたが、そういったこともありませんでした。野党共闘を進めたいという強い気持ちがあり、その枠から出られないまま選挙を戦ったことが一番大きいと思っています。共産党の場合は、党員数でも「しんぶん赤旗」の読者数の面でも党勢がずっと落ち込ん
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
さんま 親友キムタクに“瞬殺”されていた 本気の申し出も「ダメ」 スタジオ騒然 - トピックス|Infoseekニュースお笑いタレントの明石家さんま(67)が25日放送のフジテレビ「ホンマでっか!?TV」(水曜後9・00)に出演。この【トピックス】
続きを読む »
現役党員が出馬宣言 共産党首公選求め 一枚岩に変化の兆し共産党に党首公選制の導入を呼びかける『シン・日本共産党宣言』(文春新書)の著者で、現役の党員でもあるジャーナリストの松竹伸幸氏が19日、東京都内で記者会見を開…
続きを読む »
共産・志位氏の長期政権は「国民の常識からだいぶかけ離れている」 ベテラン党員が「党首公選」求める理由共産党の志位和夫委員長が20年以上にわたって党のトップを務める「長期政権」が続くなか、党員による公選を求める声が公然とあがっている。2023年1月19日には、党職員を長く務め、今でも党員の松竹伸幸氏(67)が著書「シン・日本共産党宣言──ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)を出版し、都内で記者会見を開いた。松竹氏は、現状を「国民の常識からはだいぶかけ離れている」と指摘し、党首選を通
続きを読む »