ベテランから若手まで豪華メンバーによって争われる『SG第59回ボートレースクラシック』は15日から20日までの6日間、埼玉県戸田市のボートレース戸田で行われる…
ベテランから若手まで豪華メンバーによって争われる『SG第59回ボートレースクラシック』は15日から20日までの6日間、埼玉県戸田市のボートレース戸田で行われる。今回は大会を盛り上げる地元・埼玉支部の選手と戸田の水面特徴をお届けする。SGクラシックが行われる戸田はコース幅が広くなく、テクニカルな水面として知られている。それだけに、初日(15日)12Rのドリームで6号艇に選出されているエース・桐生順平(37)を筆頭に水面特徴を熟知している地元・埼玉支部の選手への注目度は高い。まずは2012年3月の第47回クラシック以来の地元SG参戦となる中沢和志(47)だ。昨年は5Vを飾って今大会は予備1位だったが、繰り上がりで出場が決まった。SG初優勝を決めた06年3月の第41回クラシック(平和島)から18年が経過。持ち味の強気な攻撃に加えて、安定感も増している。前節のGⅠ江戸川68周年記念こそ予選で敗退したものの、3節前のGⅠ関東地区選手権(平和島)で優出5着、2節前の蒲郡一般戦で今年初Vを飾るなど、近況のリズムは良好だ。出場メンバー最多となる当地18Vの実績を誇るベテランが2度目のSG制覇を目指す。
妻の浜田は昨年12月の多摩川クイーンズクライマックスでGⅠ初優出Vを達成して、地元でのSG初出場を決めた。今年は2月のGⅠ関東地区選手権(平和島)とGⅡレディースオールスター(びわこ)でともに18強入り。男子相手でも通用する旋回力を備えているだけに、初の大舞台でも思い切りのいいターンで見せ場を作りそうだ。多くの選手が攻略に手を焼く水面、それがボートレース戸田だ。最大の特徴はコース幅だろう。スタンド側から対岸までは107・5メートルで、初めて戸田に来た選手は「狭い」と口にする選手がほとんどだ。しかも、スタンド側から1マークまでの幅は37メートルしかない。1コースの選手はスタートで少しでも遅れると窮屈な旋回を強いられることになり、ターンが膨らんだり、外の選手にまくられてしまう。それが1コースの勝率(43・6%)が全国24のボートレース場の中で最も低い理由といえる。
そして、道中での逆転劇が多いのも特徴のひとつだ。コース幅が広くなく、スタンド側と対岸がコンクリートのためレース中に返し波が残りやすい。また、走る位置を間違ってしまうとターンで大きな減速が必要になったり、無理に握って回ってターンが膨れたりする。それらの対処に慣れている地元の埼玉支部の選手や、戸田を走り慣れていたり得意にしている選手のアドバンテージは大きくなる。舟券購入の際には各選手の戸田での戦歴(勝率や2連対率)は必ずチェックしておきたい。
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