eスポーツ映画「PLAY!」企画・プロデュース 広井王子氏インタビュー(後編)

日本 ニュース ニュース

eスポーツ映画「PLAY!」企画・プロデュース 広井王子氏インタビュー(後編)
日本 最新ニュース,日本 見出し
  • 📰 game_watch
  • ⏱ Reading Time:
  • 76 sec. here
  • 3 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 34%
  • Publisher: 51%

広井王子氏インタビュー後編では、ゲームメディアとして、レジェンドゲームクリエイターである広井氏に、「サクラ大戦」や「天外魔境」といった代表作への想いや、新作への意欲、そして現在開発中の新作「東京大戦」などについて話を伺った。

多分、日本で唯一じゃないかな。マルチクリエイター。メディアミックスと言いながら実際単メディアの方が多いです。例えば、おまけを作ってるときも、バンダイの静岡工場までちゃんと行って、そこからどうしようって考えました。まず現場を見て、教えてもらって、それから手をつけます。刺繍のデザインも、アニメも、ゲームも、舞台も、作詞も、現場で教えてもらいながら身につけました。それの経験があって、マルチメディアのアイデアを作ります。そして最後に映画が来た。現場で教えてもらっているところです。

ただ、自分の中ではまだ完成してないんですよね。だから、それはずっと追い求めてて。ザ・レビューという考え方。宝塚のグランドレビューじゃなくて、もっとキャバレーみたいな、もっとちっちゃいんですけど。そういうものを作りたいと思っていて。それが「サクラ大戦」でも、完成しないし、もちろんできなかったし。それができない理由はいろいろありました。どうしたらいいか、考えながら、いま少女歌劇団をやっています。この少女歌劇団は20歳で卒業するんです。厳格なルールです。11歳から入れます。そこそこできるようになるのは15歳ぐらいですよ。「サクラ」と一緒じゃないですか。それなのに、その本家を1回も触ってないっていうのが、後悔するだろうと。最後にその本家に行き着いて、俺はやっと歌舞伎まで書けたぞっていうのが、自分の人生設計の中では、ピースがはまるかなと。そうですね。その時は「プロデューサーは何をやりたいの?」って聞きますよ。こういう風にやりたいんだっていうのはなくて、ただ広井さんの名前使って「天外」出したいんですよねということであれば、「お断りします」って言うでしょうね。

横尾さんが「耳が悪くなっちゃってさぁ」とか言って。トランシーバーで話すんですよね。耳入れてて「もしもし」と話すんですけど。「なんか、広井君と話していると、いらないなー」とか言って。イヤホン外して「広井君とはテレパシーで通じるな」と。相変わらず面白いなって思ってたら、「君は狂っているな」と言われました(笑)。横尾さん80過ぎてます。それで山田監督(山田洋次氏)は撮影現場で拡声器で怒鳴ってました。92才です。こういう方々が天才です。ぼくはまだまだ小僧みたいなものです。山田監督の映画「こんにちは、母さん」のとき、編集段階で電話かかってきて「タイトル書いてよ」って。あれは驚いたな。ロケハンからずっとお手伝いしました。それでタイトルを書けって注文が来て、一生懸命やりました。この前会って「次やるよ」って言われて。次やるよってことは、俺に来いってことかと思って「はい、行きます」と。そうやってやっていると、本当に思春期ですよ。20歳違うんですよ、山田さんと。小僧です。ははは(笑)。この前、森本レオさんとも遊びに行ったら「おまえ元気だな」って褒められました。レオさんも80歳超えてます。がっつりウナ丼食べ

明くる日に会って、「ねえ、こことこことここがねえ、違うの、これ。キャラクターの整合性があってないから気持ち悪いんだよ、これ」と言って。「直してくれますか?」と。「いやいや、それはギャラいるよ」って言ってたら「出します」と。「分かった、分かった。いくら出すの?」と言ったら、これだけって。「おお、すぐやるから」と(笑)。それでこんなに出るのねと。直しのほうがいいなって思って。ゼロからやること考えたら、直しをいっぱい受けたほうがよっぽど儲かる。脱稿していないです。もともと今年の4月ぐらいに脱稿予定だったんですけれどもね。そもそも「東京大戦」は、CRETA(クレタ)さんに、レッド(レッド・エンタテインメント)の元社長の名越さん(名越康晃氏、元レッド・エンタテインメント代表取締役社長)がいるので、だから請け負ったんです。彼が久しぶりにゲームで戻ってきて、広井さんとやりたいっていうのと、それから「東京大戦」を久しぶりに思い出してくれた。あれって、実は元のタイトルは「ブラックマーケット」でした。「サクラ大戦」の元ネタです。「サクラ大戦」の1を考える時に、一番最初にあったのが「ブラックマーケット」です

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

game_watch /  🏆 121. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

『映画 ギヴン 柊mix』大ヒット御礼舞台挨拶のイベントレポートが到着!後編『映画 ギヴン 海へ』は2024年秋に公開決定『映画 ギヴン 柊mix』大ヒット御礼舞台挨拶のイベントレポートが到着!後編『映画 ギヴン 海へ』は2024年秋に公開決定「ゲームの面白い記事読んでみない?」あなたの時間を奪う、読み応えたっぷりの記事をお届けします。
続きを読む »

【文明論】第8回「リアリズム」<後編> 山賀博之(ガイナックス元代表取締役社長)【文明論】第8回「リアリズム」<後編> 山賀博之(ガイナックス元代表取締役社長)前回はこちら→ 【文明論】第8回「リアリズム」<前編> 山賀博之(ガイナックス元代表取締役社長) 実在した西行なる人物とその周辺の歴史上の事などは横に置いて、ここに書いたような想像を、ゴシップ記事のご
続きを読む »

若者を襲う「ブラック社会」を変えるための方策 国立大女性教員がみるリアルな社会問題(後編)若者を襲う「ブラック社会」を変えるための方策 国立大女性教員がみるリアルな社会問題(後編)前編では若者がライフワークバランスを求め、「ブラック企業(官庁)」を避ける背景について、あまり一般には理解されない実態から就職活動の傾向にも変化があると指摘した。今や文系学部の学生に人気だった銀行・…
続きを読む »

【文明論】第9回「ペーパームーン」<後編> 山賀博之(ガイナックス元代表取締役社長)【文明論】第9回「ペーパームーン」<後編> 山賀博之(ガイナックス元代表取締役社長)前回はこちら→ 【文明論】第9回「ペーパームーン」<前編> 山賀博之(ガイナックス元代表取締役社長) バブル時代前期の東京は、日本のそれ以外の土地には無いであろう不思議な傲慢さが溢れていた。若者も中年
続きを読む »

月経不順や不正出血を放っておくのはNG!子宮体がんの正しい知識を身につけよう【大切な子宮を守るために 〜後編〜】月経不順や不正出血を放っておくのはNG!子宮体がんの正しい知識を身につけよう【大切な子宮を守るために 〜後編〜】子宮の健康を考えるシリーズ後編は、子宮体がんにフォーカス。ホルモンバランスの崩れが主な要因のひとつである子宮体がんは、50、60歳代の発症がピーク。不正出血など、早期に自覚症状が出ることが多いのも特徴だ。
続きを読む »

【無料マンガ】秘密の宮園 第6話(後編)「接近」愛と悲しみにあふれたAI少女を待つ運命とは?【無料マンガ】秘密の宮園 第6話(後編)「接近」愛と悲しみにあふれたAI少女を待つ運命とは?「友達ができない体質」の宮園花音(みやぞのかのん)はある日、自分と同じ名字を持つアンドロイド少女、宮園凛音(みやぞのりおん)と出会う。花音に一目ぼれしたという凛音は、花音に「私と結婚して、私と同じAIになって!」と告白。
続きを読む »



Render Time: 2025-02-24 19:41:18