ホンダ、耐久性2倍のコスト半減を目指しFCシステム外販拡大へ

自動車 ニュース

ホンダ、耐久性2倍のコスト半減を目指しFCシステム外販拡大へ
技術環境FCシステム

ホンダはFCシステムの耐久性とコスト削減に力を入れており、外販拡大を目指しています。2024年7月に販売を開始した新型FCEV『CR-V e:FCEV』に搭載しているFCシステムの耐久性を2倍、コストを半減を目指し栃木県真岡市に建設する専用工場で生産する計画です。遊作氏は燃料電池R&D領域の室長を務め、ホンダのFCシステム開発について語りました。

また外販していく上でのホンダの FCシステム の強みに関して遊作氏は「一つは耐久信頼性。我々はFCEVで累計1億km以上のデータを収集し、それを開発にフィードバックすることで耐久性や信頼性を向上させている」と解説する。ちなみに栃木県真岡市に建設する専用工場では、2024年7月に販売を開始した新型FCEV『CR-V e:FCEV』に搭載しているものに対して、耐久性で2倍、コスト半減を目指した FCシステム を生産する計画となっている。 さらに遊作氏は「出力密度の高さ、すごくコンパクトにできているというのがもう一つの強みと思っていて、よりお客様が搭載しやすいような形、大きさを目指している。大型トラックでいうと1基だけでは出力が足りないので複数連結が必要になるが、当然、キャビンの下、エンジンが載っている場所にコンパクトに納めることが求められる。これまで乗用車のボンネットの中にシステムを搭載してきた“パッケージのノウハウ”を持っているので、コンパクトにつくるというのは我々の得意分野でもある」とも付け加えた。 遊作氏は1998年のホンダ入社後、これまで主に電動車の開発に携わり、2018年から燃料電池R&D領域の室長を担当している。電動車の開発を巡り日本の 自動車 メーカーは出遅れていると決まり文句のように言及されていることについて遊作氏は「ビジネスの面で日本は少し出遅れてしまったところがあるかと思っている」としながらも、「製品そのものを比較すると、電池やモーター、制御など一つひとつの技術を見れば決して負けてはいない」と指摘する。 また、「ホンダのエンジンは長年使用しても壊れない。『カブ』や発電機のエンジンが壊れなかったり、走行距離で27万km超えた『CR-V』がまだ走っていたりと、ホンダをご愛顧いただいたお客様に受け入れられている信頼性の部分は大きい。我々も電気になろうが、どのような部品を使おうが変わらずに開発しているという信念は、新興メーカーや中国メーカーに対してまだまだ戦える領域ではないか」と語る。まさにそうした信念が FCシステム の耐久性に脈々と受け継がれているというわけだ。その遊作氏は、東京ビッグサイトで開催される「H2 & FC EXPO【春】~第23回[国際]水素・燃料電池展~」の初日2月19日に行われる専門技術セミナーで「Hondaの燃料電池開発とカーボンニュートラル社会に向けた取り組み」をテーマに登壇する。 遊作氏は講演に際して「ホンダの燃料電池や水素関連の技術をまずは認知していただきたい」と語る。ホンダはFCEVの開発に早くから取り組み、すでに市販化もして世界をリードする存在にも関わらず「まずは認知して」とはやや意外だが、遊作氏は「一昨年のFC EXPO 水素・燃料電池展で、今のCR-V e:FCEVに搭載しているシステムのモックアップを展示した時、『ホンダさん、まだFCをやっていたんですね』という声をかなりいただいた。(2016年3月販売開始のFCEV)『クラリティ』は出したものの、すでに(2021年9月には)やめているので、認知度はまだまだなのだと展示会の現場に立っていて感じた」と明かす。 それゆえに「我々も水素や燃料電池に関する取り組みを継続しているということを幅広く認知していただきたいし、そこでホンダのシステムを使ってみたいというお客様がいれば是非、お話をしていきたい」と遊作氏は期待を寄せる。講演では「ホンダが取り組んできた水素関連技術や、今後の外販に向けた提供・サービス、POCの取り組みなどをまずはご紹介したい。いすゞ 自動車 や東風汽車とのトラックの共同実証の話や、FCを活用した非常用定置電源、さらにアメリカではクラス8トラック(車両重量15トン超)に燃料電池を搭載したものをつくったので、それらについて説明する。さらに、新しく2027年度から生産を始める燃料電池の紹介もしようと考えている」とのことだ。.

また外販していく上でのホンダのFCシステムの強みに関して遊作氏は「一つは耐久信頼性。我々はFCEVで累計1億km以上のデータを収集し、それを開発にフィードバックすることで耐久性や信頼性を向上させている」と解説する。ちなみに栃木県真岡市に建設する専用工場では、2024年7月に販売を開始した新型FCEV『CR-V e:FCEV』に搭載しているものに対して、耐久性で2倍、コスト半減を目指したFCシステムを生産する計画となっている。 さらに遊作氏は「出力密度の高さ、すごくコンパクトにできているというのがもう一つの強みと思っていて、よりお客様が搭載しやすいような形、大きさを目指している。大型トラックでいうと1基だけでは出力が足りないので複数連結が必要になるが、当然、キャビンの下、エンジンが載っている場所にコンパクトに納めることが求められる。これまで乗用車のボンネットの中にシステムを搭載してきた“パッケージのノウハウ”を持っているので、コンパクトにつくるというのは我々の得意分野でもある」とも付け加えた。 遊作氏は1998年のホンダ入社後、これまで主に電動車の開発に携わり、2018年から燃料電池R&D領域の室長を担当している。電動車の開発を巡り日本の自動車メーカーは出遅れていると決まり文句のように言及されていることについて遊作氏は「ビジネスの面で日本は少し出遅れてしまったところがあるかと思っている」としながらも、「製品そのものを比較すると、電池やモーター、制御など一つひとつの技術を見れば決して負けてはいない」と指摘する。 また、「ホンダのエンジンは長年使用しても壊れない。『カブ』や発電機のエンジンが壊れなかったり、走行距離で27万km超えた『CR-V』がまだ走っていたりと、ホンダをご愛顧いただいたお客様に受け入れられている信頼性の部分は大きい。我々も電気になろうが、どのような部品を使おうが変わらずに開発しているという信念は、新興メーカーや中国メーカーに対してまだまだ戦える領域ではないか」と語る。まさにそうした信念がFCシステムの耐久性に脈々と受け継がれているというわけだ。その遊作氏は、東京ビッグサイトで開催される「H2 & FC EXPO【春】~第23回[国際]水素・燃料電池展~」の初日2月19日に行われる専門技術セミナーで「Hondaの燃料電池開発とカーボンニュートラル社会に向けた取り組み」をテーマに登壇する。 遊作氏は講演に際して「ホンダの燃料電池や水素関連の技術をまずは認知していただきたい」と語る。ホンダはFCEVの開発に早くから取り組み、すでに市販化もして世界をリードする存在にも関わらず「まずは認知して」とはやや意外だが、遊作氏は「一昨年のFC EXPO 水素・燃料電池展で、今のCR-V e:FCEVに搭載しているシステムのモックアップを展示した時、『ホンダさん、まだFCをやっていたんですね』という声をかなりいただいた。(2016年3月販売開始のFCEV)『クラリティ』は出したものの、すでに(2021年9月には)やめているので、認知度はまだまだなのだと展示会の現場に立っていて感じた」と明かす。 それゆえに「我々も水素や燃料電池に関する取り組みを継続しているということを幅広く認知していただきたいし、そこでホンダのシステムを使ってみたいというお客様がいれば是非、お話をしていきたい」と遊作氏は期待を寄せる。講演では「ホンダが取り組んできた水素関連技術や、今後の外販に向けた提供・サービス、POCの取り組みなどをまずはご紹介したい。いすゞ自動車や東風汽車とのトラックの共同実証の話や、FCを活用した非常用定置電源、さらにアメリカではクラス8トラック(車両重量15トン超)に燃料電池を搭載したものをつくったので、それらについて説明する。さらに、新しく2027年度から生産を始める燃料電池の紹介もしようと考えている」とのことだ。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

responsejp /  🏆 56. in JP

技術 環境 FCシステム 水素エネルギー Durablity Cost Reduction 外販

 

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

やはり進行していた! ホンダのハイブリッド戦略の要とは?…新開発プラットフォームと次世代e:HEVシステムやはり進行していた! ホンダのハイブリッド戦略の要とは?…新開発プラットフォームと次世代e:HEVシステム本田技研工業が「ホンダ e : HEV(イーエイチイーブイ)事業・技術 取材会」と題したワークショップを、栃木プルービンググラウンドで12月16日に開催した。
続きを読む »

ホンダ、日産、三菱 自動車業界の統合協議へホンダ、日産、三菱 自動車業界の統合協議へ自動車業界は、テスラやBYDなどの新興勢力の台頭を受け、変革期を迎えている。ホンダ、日産自動車、三菱自動車は経営統合協議に本格的に乗り出す。3社連合による規模メリットと開発スピードアップが期待される。
続きを読む »

日本の自動車メーカー、3社が経営統合協議へ日本の自動車メーカー、3社が経営統合協議へホンダ、日産自動車と三菱自動車が経営統合の協議を開始。新興勢力への対抗策として、規模のメリットや開発スピードの向上を図る意向。
続きを読む »

ホンダ、日産、三菱が経営統合協議へ 危機感を強める国内勢ホンダ、日産、三菱が経営統合協議へ 危機感を強める国内勢ホンダ、日産、三菱自動車が経営統合協議を本格的に開始。テスラやBYDなどの新興勢力の台頭を受け、規模のメリットを期待してソフトウエア開発などへの巨額投資を乗り越えるための戦略として検討。世界の新車生産台数におけるSDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)の比率は2035年に66.7%に達すると予測されており、車載OSの重要性が高まっている中で、国内勢がトヨタグループと2陣営に集約され、新興勢力に対抗できる形が整う可能性も浮上。
続きを読む »

ホンダ、日産、三菱自動車が経営統合協議へホンダ、日産、三菱自動車が経営統合協議へ自動車業界の競争激化を受け、ホンダ、日産自動車、三菱自動車が経営統合の協議に本格的に乗り出す。次世代車市場でEV専業勢に後れをとる危機感が背景にある。
続きを読む »

ホンダ、次世代e:HEVシステムの進化を体感ホンダ、次世代e:HEVシステムの進化を体感本田技研工業は「ホンダ e:HEV(イーエイチイーブイ)事業・技術 取材会」を開催し、次世代中型プラットフォーム、次世代ハイブリッドの中型e:HEVシステム、小型e:HEVシステム、そして「Honda S+ Shift(ホンダ エスプラスシフト)」を発表。現行ヴェゼルe:HEV AWDと新開発小型e:HEVを搭載したプロトタイプのヴェゼルを走行テストし、その進化を体感しました。
続きを読む »



Render Time: 2026-05-08 08:17:12