横尾忠則と細野晴臣が語る、破壊と創造の旅:グッチ銀座 ギャラリー「未完の自画像 – 私への旅」

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横尾忠則と細野晴臣が語る、破壊と創造の旅:グッチ銀座 ギャラリー「未完の自画像 – 私への旅」
横尾忠則細野晴臣グッチ銀座

現代美術家 横尾忠則と音楽家 細野晴臣が、グッチ銀座 ギャラリーで開催中の「横尾忠則 未完の自画像 – 私への旅」展をテーマに、それぞれの表現活動、YMO結成秘話、夫婦の肖像画などについて語り合った。55年ぶりに再現された大阪万博でのインスタレーションや、初公開の家族の肖像画シリーズも展示。

横尾忠則 氏(以下、横尾)は、1970年の大阪万博で「せんい館」のデザインを手掛けた際、建築現場の足場を組んでパビリオンを制作しました。今回の グッチ銀座

ギャラリーの展示では、その手法を55年の時を経て再現し、訪れる人々を魅了しています。細野晴臣氏(以下、細野)との対談の中で、横尾氏は自らの制作活動に対する考えを語りました。細野氏が「横尾さんはずっとバリバリの現役」と評したことに対し、横尾氏は「成長しないことは良いことだと思う」と返答。自身の作品や思考が常に流動的であることを示唆し、年齢を重ねることへの固定観念を否定する姿勢を示しました。\細野氏との出会い、そしてYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)結成秘話についても言及しました。横尾氏は、細野氏からYMOへの参加を誘われたものの、最終的には記者会見への参加を辞退。その経緯をユーモラスに語り、YMOとの関わりがわずか2時間であったことを明かしました。細野氏は、横尾氏こそが日本におけるテクノミュージックの導入者であったと語り、横尾氏との出会いが自身の音楽性に大きな影響を与えたと振り返りました。横尾氏は、破壊と創造という両方の要素を自身が持っていると語り、その多面性が自身の表現活動の源泉となっていると語りました。\今回の展示のテーマである「未完の自画像 – 私への旅」についても、二人は語り合いました。横尾氏は、今回初めて夫婦の肖像画を描いたことについて、そのきっかけや制作過程を説明しました。当初は自画像を描こうとしたものの、より不思議な存在として夫婦の肖像画を描くことに至ったといいます。ピカソをはじめ、多くのアーティストが夫婦像を描いていないことに着目し、タブーへの挑戦としてこのテーマを選んだと語りました。展示を訪れた女性たちが涙したというエピソードに触れ、細野氏は「絵がそういう力を持つというのも発見ですね」と、絵画表現の持つ力について考察を深めました。横尾氏は、音楽が捉えきれない瞬間を、絵画は永遠に留めることができるという、それぞれの表現媒体の特性についても言及しました。展示では、「Y字路」シリーズをはじめ、旅を想起させる作品を中心に約30点が展示されています。また、1970年の大阪万博で横尾がデザインを手がけた「せんい館」のイメージを55年ぶりに再現した巨大なインスタレーション《未完の足場》も圧巻です。さらに、初公開の家族の肖像画像シリーズには、7点の新作が追加されました。横尾忠則氏と細野晴臣氏、それぞれの表現活動における、破壊と創造、未完への探求、そして音楽と絵画の境界を超えた表現について、深く考えさせられる展示と対談です。\横尾忠則 TADANORI YOKOO 現代美術家。1936年生まれ、兵庫県出身。ニューヨーク近代美術館をはじめ国内外の美術館で多数の個展を開催。高松宮殿下記念世界文化賞受賞。文化功労者、日本芸術院会員。現在、神戸の横尾忠則現代美術館では「復活!横尾忠則の髑髏まつり」展も開催中。来春にイギリスのThames & Hudsonより500ページの作品集が発売予定。細野晴臣 HARUOMI HOSONO 音楽家。1947年東京都生まれ。1969年エイプリル フールでデビュー。1970年はっぴいえんど結成。73年ソロ活動開始。ティン パン アレーとしても活動。78年イエロー マジック オーケストラ(YMO)を結成。現在ワールドミュージック、アンビエント、エレクトロニカを探求。作曲/プロデュース/映画音楽など多岐に活動。

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