[5.17 プレミアリーグWEST第8節 神戸U-18 2-1 G大阪ユース いぶきの森球技場 Cグラウンド] この一戦が重要な90分間になることは、試合前から十分に理解していた。追い掛けられる立場ではあるものの、追い掛ける...
「良いイメージができていた中で良いボールが来て、あとは感覚でしたね。足元に来て、トラップして、ふかすのが一番ダメなので、ゴロで打つイメージで蹴りました」。ボールがゴールネットへ収まるのを見届けると、背番号4のセンターバックは一目散にピッチサイドへと走り出す。クリムゾンレッド、絶叫。2-1。直後にタイムアップのホイッスルが吹き鳴らされる。 「天国から地獄に突き落とされて、感情が追い付かないですよね。あれで1-0で逃げ切るというケースは過去にも何度かありましたけど、追い付かれて、そこからもう一回跳ね返せたというのは素晴らしかったですし、選手たちも意地を見せられたのかなという感覚はあります」。入ったゴールはすべて後半アディショナルタイムという、最終盤に大きく揺れ動いた超激闘は、神戸U-18が逞しく勝ち切って、首位をキープする勝点3を積み上げる結果となった。 「1点目を獲った時にベンチもメッチャ喜んでいて、僕もメッチャ出ていったんです。でも、1分くらいで失点して、『え……、何が起こったん?』という感じやったんですけど、ラストワンプレーで原ちゃんが決めてくれて、助かりました」。里見が話してくれた言葉が、アディショナルタイムの6分間を過不足なく表現してくれる。 90+2分、先制。90+2分、同点。90+6分、決勝点。「追い付かれた時はホンマに『ヤバいな……』と。アディショナルタイムで1-1になって、『このまま終わるんじゃないか……』と思ったんですけど、フリーキックになった時には『これはワンチャンあるかな』と思っていました」と語ったのは、奇跡的なゴールを叩き出した原。最後まで諦めないメンタルと執念で呼び込んだ劇的な勝利が、2025年のターニングポイントとなる可能性は小さくないだろう。 さらに、この1勝にはさらなる価値がある。「今まで健斗がいない試合で帝長とか神村に4点獲られて負けているので、今日の試合はダービーやし、相手も上位やし、健斗もいなかったので、絶対に勝たないといけない試合でした」と里見が言及した通り、既にJ1デビューも果たしているMFが出場した試合はここまで3戦全勝だったのに対し、出場のなかった帝京長岡高戦は1-4、神村学園高戦は0-4でともに大敗。今季の10番の“いる、いない”がダイレクトに勝敗へ与える影響を、選手たちは敏感に察知していたからこそ、濱崎が欠場した今節の試合の結果も、彼らにとってはとにかく重要だった。 「濱崎がボールを収めてくれたり、点を獲ってくれることが、みんなの頼りになっていることは間違いないと思います。でも、その半面で『オレも「健斗がいないとダメなのかよ」と思われるのは悔しいし、それはみんなも一緒だよな』と。『やっぱりそこはオレたちが向き合って、超えていかなきゃいけないところじゃないの?』という話をしました」という安部雄大監督の言葉を受けて、「健斗がいないと勝てないみたいな流れもチーム自体にあったので、ああやってみんなで最後に気持ちで押し込めて、みんなで勝てたのは良かったですね。その面ではチームも成長できたのかなと思います」とキャプテンの瀬口は胸を張る。 原が劇的なゴールを決めた瞬間、ピッチサイドで試合を見ていた濱崎は、飛び跳ねながらチームメイトたちが作った歓喜の輪へ向かって駆け出していった。エースの存在感の大きさはみんなが理解している。そのうえで、まさにチームの総力を結集して『健斗がいない試合』に勝ち切ったこの日のドラマチックな白星が、神戸U-18の一体感をより高めていくことも、また間違いなさそうだ。.
「良いイメージができていた中で良いボールが来て、あとは感覚でしたね。足元に来て、トラップして、ふかすのが一番ダメなので、ゴロで打つイメージで蹴りました」。ボールがゴールネットへ収まるのを見届けると、背番号4のセンターバックは一目散にピッチサイドへと走り出す。クリムゾンレッド、絶叫。2-1。直後にタイムアップのホイッスルが吹き鳴らされる。 「天国から地獄に突き落とされて、感情が追い付かないですよね。あれで1-0で逃げ切るというケースは過去にも何度かありましたけど、追い付かれて、そこからもう一回跳ね返せたというのは素晴らしかったですし、選手たちも意地を見せられたのかなという感覚はあります」。入ったゴールはすべて後半アディショナルタイムという、最終盤に大きく揺れ動いた超激闘は、神戸U-18が逞しく勝ち切って、首位をキープする勝点3を積み上げる結果となった。 「1点目を獲った時にベンチもメッチャ喜んでいて、僕もメッチャ出ていったんです。でも、1分くらいで失点して、『え……、何が起こったん?』という感じやったんですけど、ラストワンプレーで原ちゃんが決めてくれて、助かりました」。里見が話してくれた言葉が、アディショナルタイムの6分間を過不足なく表現してくれる。 90+2分、先制。90+2分、同点。90+6分、決勝点。「追い付かれた時はホンマに『ヤバいな……』と。アディショナルタイムで1-1になって、『このまま終わるんじゃないか……』と思ったんですけど、フリーキックになった時には『これはワンチャンあるかな』と思っていました」と語ったのは、奇跡的なゴールを叩き出した原。最後まで諦めないメンタルと執念で呼び込んだ劇的な勝利が、2025年のターニングポイントとなる可能性は小さくないだろう。 さらに、この1勝にはさらなる価値がある。「今まで健斗がいない試合で帝長とか神村に4点獲られて負けているので、今日の試合はダービーやし、相手も上位やし、健斗もいなかったので、絶対に勝たないといけない試合でした」と里見が言及した通り、既にJ1デビューも果たしているMFが出場した試合はここまで3戦全勝だったのに対し、出場のなかった帝京長岡高戦は1-4、神村学園高戦は0-4でともに大敗。今季の10番の“いる、いない”がダイレクトに勝敗へ与える影響を、選手たちは敏感に察知していたからこそ、濱崎が欠場した今節の試合の結果も、彼らにとってはとにかく重要だった。 「濱崎がボールを収めてくれたり、点を獲ってくれることが、みんなの頼りになっていることは間違いないと思います。でも、その半面で『オレも「健斗がいないとダメなのかよ」と思われるのは悔しいし、それはみんなも一緒だよな』と。『やっぱりそこはオレたちが向き合って、超えていかなきゃいけないところじゃないの?』という話をしました」という安部雄大監督の言葉を受けて、「健斗がいないと勝てないみたいな流れもチーム自体にあったので、ああやってみんなで最後に気持ちで押し込めて、みんなで勝てたのは良かったですね。その面ではチームも成長できたのかなと思います」とキャプテンの瀬口は胸を張る。 原が劇的なゴールを決めた瞬間、ピッチサイドで試合を見ていた濱崎は、飛び跳ねながらチームメイトたちが作った歓喜の輪へ向かって駆け出していった。エースの存在感の大きさはみんなが理解している。そのうえで、まさにチームの総力を結集して『健斗がいない試合』に勝ち切ったこの日のドラマチックな白星が、神戸U-18の一体感をより高めていくことも、また間違いなさそうだ。
サッカー フットボール ニュース 速報 情報 試合 ヴィッセル神戸U-18 ガンバ大阪ユース 原蒼汰 久永虎次郎 山本天翔 中積爲 藤本祥輝 當野泰生 胡云皓 井内亮太朗 西川亜郁 大西湊太 村田康輔 武井遼太朗 里見汰福 寺岡佑真 森分圭吾 瀬口大翔 荒木琉偉 加藤倖太 土井口立 上野颯太 横井佑弥 片山航汰 藤本陸玖 濱崎健斗 高校
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