フラッシュメディアをFDドライブで読み書きするアダプター「FlashPATH」:スイートメモリーズ File087 エンガジェット 日本版
は、フロッピーディスク(FD)ドライブでフラッシュメディアを読み書きするためのアダプター。最初に登場したのは1997年11月に発売された富士写真フイルム(当時)の「FD-A1」で、5Vと3.3Vに両対応、8MBまでのスマートメディアが利用できるというものでした。 当時、フラッシュメディア用のカードリーダーといえば、PCの拡張スロットに挿すボードや、SCSI接続、パラレルポート接続といった製品があったものの、どれも数万円する高価なもので、一般的とはいえません。そのため、デジカメで撮影した写真データをPCへ転送するのは、少々手間がかかるものでした。 一般的に使われていたのが、シリアルポートを使ってデジカメとPCを接続し、専用ソフトでデータを転送する方法。ケーブル1本で接続できるので手軽ですが、転送速度が遅い、転送中はデジカメが使えなくなるといったデメリットがありました。 このFlashPATHは、米Fischer International Systems Corporationが開発したもので、フラッシュメディアの読み書きをFDドライブで行おうというものです。価格も1万円前後と手を出しやすいものだったので、頻繁に写真データをPCへと転送する人にとって魅力的な製品でした。FDドライブは磁気ヘッドを使い、読み出すときはディスク面の微弱な磁気情報を拾い、書き込むときはディスク面を磁化しています。ディスクの回転と磁気ヘッドの移動により、ディスク面の任意の場所でデータを読み書きしているわけです。 このディスク面を疑似的に再現し、任意のデータをFDドライブの磁気ヘッドとやり取りしようというのが、FlashPATHの基本原理。簡単にいうと、FlashPATH側にも磁気ヘッドのようなものを用意し、フラッシュメディアから読み出したデータをFlashPATHの磁気ヘッドで再現します。それをFDドライブの磁気ヘッドで読むことで、PCへデータを転送できるというわけです。もちろん、本来のFDとは異なるデータのやり取りが行なわれるため、特殊なドライバーのインストールが必要です。その代わり、容量はFDに左右されることはなく、1.
44MBを超える領域にもアクセスできました。また、左にある2つの丸い部分は、コイン電池を入れるところ。FlashPATHはアダプターですが、ただの形状変換ではなく、FDドライブで読み書きできるようデータ処理を行なう必要があります。そのため、電源としてコイン電池(CR2016)が2つ必要でした。メディアの挿抜は、表面から見て左下、裏面から見ると右下の部分から行います。この辺りは、カードリーダーっぽさがありますね。 メディアをFlashPATHに入れた後は、FDドライブにセットするだけ。事前にドライバーのインストールが必要とは言え、通常のFDと同じようにリムーバブルメディアとしてアクセスできるため、利用は簡単です。下段左から、スマートメディア、マルチメディアカード、SDカード。上段左から、メモリースティック、ICカードとなります。1997年末から発売されたスマートメディア用のFlashPATHは、当初こそ8MBという上限がありましたが、ドライバーの更新で32MBにまで対応。また、後継モデルでは128MBまで対応し、3.3Vのスマートメディアがすべて利用できるようになりました。こうなると、既存のFDドライブで手軽に使えるというFlashPATHのメリットはほとんどなくなってしまいます。新製品が発売されたのも2000年末頃までとなり、その後はUSB接続が主流となっていきました。
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