WHILLは10月1日、関西エアポートが運営する大阪国際空港(以下、伊丹空港)において、「WHILL自動運転サービス」を導入した、と発表した。
インバウンドや国内旅行者が過去最多ペースで推移し、旅行需要が一層高まる中、2025年の大阪・関西万博の到来でさらに多くの方が関西エリアを訪れることが見込まれる。これに伴い、老若男女問わずあらゆる人が快適に空港を利用できる環境整備を強化する一環として、このサービスが採用された。
WHILL自動運転サービスは、特に足腰に不安を抱える人や高齢者、疲れやすい人などの移動を快適にサポートするサービス。羽田空港や成田国際空港、ロサンゼルス空港、スキポール空港など国内外で採用されており、関西国際空港でも2022年以降、国内線ならびに国際線の両ターミナルで日々安定して稼働している。 伊丹空港では、2023年秋からトライアルが行われ、「歩行が困難で利用したが、帰りも利用したい」「車いす介助サービスの代わりで快適だった」などの声やリピート利用も多く、今後もさらなる利用増が予想されることから、今回の運用に至った。 WHILL自動運転サービスは、空港を利用する顧客自身がタッチパネル操作で、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使って、保安検査場を通過後の目的の搭乗口付近まで自動走行で案内するサービス。これにより、長距離の歩行や体力に不安を感じる人、高齢者などを中心に、すべてのユーザーが気兼ねなく広い空港内を快適に移動できる。運用開始日は10月1日で、導入エリアは伊丹空港の北ターミナル及び南ターミナル出発エリア(保安検査通過後)。導入台数は2台で、南ターミナルでは10番搭乗口付近から各出発搭乗口付近および到着口まで、北ターミナルでは17番搭乗口付近から各出発搭乗口付近までの走行ルートが設定されている。
WHILL社は2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、約30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開している。主な事業は、高いデザイン性や操作性が特徴の近距離モビリティ ウィルの開発・販売、およびウィルを活用したモビリティサービスの提供だ。
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