大阪府出身。2002年、ヤングキングアワーズ増刊号(少年画報社)に掲載された「弥一郎」でデビュー。同年ヤングキングアワーズ(少年画報社)にて初連載作「散人左道」を発表、以後同誌を中心に活躍する。代表作に「惑星のさみだれ」、「スピリットサークル」、月刊コミックブレイド(マッグガーデン)ほかにて連載された「戦国妖狐」など。2018年に放送されたTVアニメ「プラネット・ウィズ」では、シリーズ構成・ネーム・キャラクター原案を務めた。現在はマッグガーデンのWebマンガサイトMAGCOMIで「最果てのソルテ」を連載中。
ちょうど「さみだれ」の連載が中盤から終盤に差しかかるくらいのタイミングだったんですが、そっちの人気が出始めた頃で。「おれならもっといろいろできるんじゃないか」と思って、調子に乗って2本目の連載にも手を出してみた感じですね(笑)。僕もそう感じる瞬間は多いです。ここ10年くらいで声優という職業のあり方や捉えられ方は大きく様変わりしていて、自分がこの仕事を志した頃に想像していたよりもはるかに多くのことを担わせてもらう機会が多いんですね。その最たるものがステージに立ってパフォーマンスすることなんですが、僕は基本的に人前に出ることは苦手だという意識があったんです。だけど、その苦手だと思っていたことに声優という職業がある意味強制的にチャレンジさせてくれる。不思議なもので、それを積み重ねていくと「だったらもっとこういうふうにできるかも」というふうに発想が変わってくるんですよ。おれの場合は「戦国妖狐」で歴史ものに挑戦したことが直接的に何か実になったという感覚はまったくないんですが(笑)、別の話で言うと、「戦国妖狐」と「スピリットサークル」の連載が終わった直後に「プラネット・ウィズ」のネームだけを描くと
ちょうど「さみだれ」の連載が中盤から終盤に差しかかるくらいのタイミングだったんですが、そっちの人気が出始めた頃で。「おれならもっといろいろできるんじゃないか」と思って、調子に乗って2本目の連載にも手を出してみた感じですね(笑)。僕もそう感じる瞬間は多いです。ここ10年くらいで声優という職業のあり方や捉えられ方は大きく様変わりしていて、自分がこの仕事を志した頃に想像していたよりもはるかに多くのことを担わせてもらう機会が多いんですね。その最たるものがステージに立ってパフォーマンスすることなんですが、僕は基本的に人前に出ることは苦手だという意識があったんです。だけど、その苦手だと思っていたことに声優という職業がある意味強制的にチャレンジさせてくれる。不思議なもので、それを積み重ねていくと「だったらもっとこういうふうにできるかも」というふうに発想が変わってくるんですよ。おれの場合は「戦国妖狐」で歴史ものに挑戦したことが直接的に何か実になったという感覚はまったくないんですが(笑)、別の話で言うと、「戦国妖狐」と「スピリットサークル」の連載が終わった直後に「プラネット・ウィズ」のネームだけを描くという期間が1年間くらいあったんですね。そのときにデッサン教室へちょっと通ってみたんです。自分は絵を描くのが苦手だとずっと思っていたので……ただ、やってみると「あれ? 意外と自分、描けるな」と(笑)。苦手だと思い込んでいたものが案外そうでもないことに気づいたりとか、そういうのはありますね。「苦手である」という自分の感覚と実際のスキルって、必ずしも一致しないんですよね。もちろん多くの場合はやってみてできなかったから苦手意識につながるという順序だとは思うんですけど、意外とそう思い込んでいるだけのことも多いなあと感じています。なので今は「とりあえず1回やってみる」みたいな意識は常にある気がしますね。──そんな「戦国妖狐」がTVアニメとなって、来年1月より全3クールで放送されます。「全編を3クールかけてアニメ化しますよ」という形で始まるアニメ化企画はなかなか珍しいと思うんですが……。確かにそうですね。3クール作品って、僕はあまり出たことがないかもしれないです。何期かに分けて合計が3クール以上になるものはもちろんありますけど……これって、最初に先生のところへアニメ化の打診が来たときから「3クールで」という話だったんですか?
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