TDKは7月9日、車載イーサネット通信 10BASE-T1S用CMF(コモンモードフィルタ)「ACT1210Eシリーズ」のラインアップを拡大し、量産を開始したと発表した。
今回 TDK では、従来製品「ACT1210E-241」と比較してライン間容量を約30%低減した「ACT1210E-131-2P-TL00」を新たに開発。OPEN Alliance CMC test specification( 車載イーサネット 向けCMFの推奨特性を定めた規格)において、最もライン間容量が低いクラスIVを業界初で達成した。従来品の「ACT1210E-241」はノイズ抑制性能特化、今回の「ACT1210E-131-2P-TL00」は低容量特化の位置付けになるという。
10BASE-T1Sの通信回路には、コモンモードフィルタ以外の電子部品としてPHY、ESD対策部品等があり、それぞれ容量を持っている。合計容量が大きいほど信号波形が乱れ正常な通信を阻害するため、ユーザーは低容量を意識した部品選定することが不可欠だった。なお、ACT1210E-131-2P-TL00の生産予定数は5万個/月(当初)、サンプル価格は165円/個(税別)。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
TDK「エネルギー密度100倍」の全固体電池、材料開発。元祖大学発ベンチャー、2兆円企業のポートフォリオ改革力電子部品メーカーのTDKが、従来品の100倍エネルギー密度が高い全固体電池の素材を開発しました。2025年にもサンプル品の出荷を目指します。
続きを読む »
TDK「エネルギー密度100倍」の全固体電池、材料開発。元祖大学発ベンチャー、2兆円企業のポートフォリオ改革力電子部品メーカーのTDKが、従来品の100倍エネルギー密度が高い全固体電池の素材を開発しました。2025年にもサンプル品の出荷を目指します。
続きを読む »
TDK、パーマロイの薄膜シート「フレキシールド」IPM01量産開始 自動車の低周波ノイズ対策&軽量化に貢献TDKは5月16日、高透磁率および高損失材料であるパーマロイの薄膜シート「フレキシールド」IPM01を開発し、5月より量産を開始すると発表した。高透磁率材「パーマロイ合金」を使用した今回の製品は、自動車の電動化に伴って増える低周波ノイズを効果的に遮蔽することができるという。IPM01は5月22日から開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」に出展する予定。
続きを読む »
TDK、「超薄型ワイヤレス充電用コイル」開発 MPP規格/EPP規格に対応し最大15W充電が可能TDKは5月14日、MPP(Magnetic Power Profile)規格とEPP(Extended Power Profile)規格の両方のワイヤレス充電に対応する「超薄型パターンコイル」(試作品)を開発したと発表した。1つの充電器でQi規格に準拠した全てのスマートフォンを最大15W充電できるコイルは世界初になるという。同製品は5月22日から開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」に出展される。量産開始は2025年1月を予定する。
続きを読む »
TDK、世界初となるエッジAI搭載のワイヤレス小型センサモジュールを用いた予知保全を実現するソリューション「i3 CbM Solution」TDKは4月16日、世界初となるエッジAIを搭載したワイヤレス小型センサモジュールのi3 Micro Moduleを開発し、6月より予知保全を実現するソリューション「i3 CbM Solution」の販売を開始すると発表した。
続きを読む »
社会人野球日本選手権第1日 ショウワコーポレーションが初出場第48回社会人野球日本選手権大会第1日は8日、京セラドーム大阪で1回戦3試合。第1試合は三菱自動車岡崎―ショウワコーポレーション、第2試合はENEOS―TDK、第...
続きを読む »