最後は悔しい結果に終わったが、世界に爪痕を残す大会となった。U-23日本代表のエースFW細谷真大(柏)が4日午後、パリオリンピックが行われたフランスから帰国し、羽田空港で報道陣の取材に対応。「この悔しさを...
とくに後半36分の決定機は「それを決めていれば流れは変わっていたと思う」と悔いが残った様子。体の強さを活かしたボール奪取は「ゴール前でルーズボールが来て、自分の良さが出ると信じてボールを取りに行った」と狙い通りだっただけに、「狙い済ましたシュートだったけど、まだ足りなかった」と分析。相手GKのスーパーセーブという見方もできるが、「少し浮かせていたら入ったゴール。改善が必要」と自身に矢印を向けていた。監督から期待の活を入れられたという細谷。「もっとできると言われたし、その通りだと思う。自分ももっと上に行きたいと思っているので恩返ししたい」と力を込めた。
A代表では今年1月にアジア杯出場を果たしたが、グループリーグ45分間の出場と不完全燃焼に終わった苦い記憶も残る。しかしパリ世代の活動を通じて、4月のU23アジア杯で見事な復活を遂げると、パリ五輪では世界の相手に堂々のパフォーマンスを発揮し、着実にトップレベルでの自信も積み重ねてきた。 「五輪でも自分の良さは出せたと思うし、いつも通りにできたことが次につながると思う」。そう振り返った細谷は自身初の世界舞台に「楽しかったし、またやりたいと思う」と力強い言葉。次なる照準は2026年の北中米W杯。「悔しさが残っているのでW杯の舞台でしっかり晴らしたい」と飛躍を誓った。
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