大橋会長は拓真について「試合内容も良かったし、これをきっかけに避けて打つ激しい試合をやっていけると思う」と一皮むけたことに手応えを口にし、「次の試合が楽しみ… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
大橋会長は拓真について「試合内容も良かったし、これをきっかけに避けて打つ激しい試合をやっていけると思う」と一皮むけたことに手応えを口にし、「次の試合が楽しみ。次は石田匠との指名試合になる。昨日も言ったように井上尚弥と(同じ日に)やらせたい。日本中を沸かせる試合ができると思う」とあらためて話し、兄・尚弥とのW世界戦を視野に入れていることを説明した。拓真は注目の5月6日について「気持ちは絶好調。この勢いのまま突っ走りたい。プレッシャーはない」と鼻息を荒くし、「ダメージは特に(ない)。同じ日に試合をやるのはお互い切磋琢磨して高め合える。その点に関してはいい」と意気込んだ。
試合後に尚弥から「おめでとう」と祝福された拓真は「目標とする4団体統一までは、もう負けたくない」とキッパリ。1週間後には早くも練習を再開する意向を見せるなどモチベーションが高く、「今やりたいことは練習」と口にしていた。 初防衛戦の相手・アンカハスはかつてIBF世界スーパーフライ級王座を9度も防衛した難敵だったが、拓真は積極的に攻め込み、自身初となる世界戦KO勝利。勝利の瞬間、リングを叩いて喜び、兄の尚弥と抱き合った。課題を反省して磨いてきた積極的な攻撃が功を奏し、大橋会長も「今日は兄貴を超えたね」とべた褒め。セコンドで見守った尚弥も「本当に素晴らしい試合だった。感動しました。攻撃は最大の防御という言葉があるように、そういう試合だった」と称えていた。
◇井上 拓真(いのうえ・たくま)1995年(平7)12月26日生まれ、神奈川県座間市出身の28歳。綾瀬西高1年時に高校総体ピン級優勝などアマ通算57戦52勝5敗。13年12月プロデビュー。15年7月、東洋太平洋スーパーフライ級王者(防衛2)。18年12月、13戦目でWBC世界バンタム級暫定王座獲得。19年11月、WBC同級正規王者ウバーリ(フランス)に判定負けで陥落。23年WBA世界バンタム級王座決定戦でリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に判定勝ちで王座返り咲き。身長1メートル64、リーチ1メートル63の右ボクサーファイター。
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