NY商品、原油続落 主要産油国が自主減産を徐々に縮小との発表で 金は反発

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【NQNニューヨーク=稲場三奈】3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前週末比2.77ドル(3.6%)安の1バレル74.22ドルで取引を終えた。一時は73.98ドルと、期近物として2月上旬以来、およそ4カ月ぶりの安値を付けた。主要産油国が自主減産を徐々に解除するとの観測から、原油需給の

緩和を懸念した売りが広がった。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国の主要産油国で構成する「OPECプラス」は2日の閣僚級会合で、2024年末だった協調減産を25年末まで延長することで合意した。一方、イラクやロシアなど8カ国での自主的な減産については、24年10月以降に徐々に縮小する。加えて、生産量の増加を求めてきたアラブ首長国連邦(UAE)の新たな生産目標にも合意した。 「8カ国の自主減産解除は穏やかなものにすぎないが、市場は過剰反応している」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との受け止めがあった。これとは別に、ベネズエラの5月の石油輸出量が30%増加したと3日に伝わり、世界の原油需給の緩みを意識した売りが膨らんだ。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した5月の製造業景況感指数は48.7と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(49.6)以下だった。好不況の境目とされる50を2カ月連続で下回り、米景気の減速で原油需要が伸び悩むとの見方も相場の重荷となった。 ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前週末比23.5ドル(1.0%)高の1トロイオンス2369.3ドルで取引を終えた。米債券市場で長期金利が低下し、金利の付かない資産である金の先物の投資妙味が増したとみた買いが広がった。

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