Nothingは5日、以前からその存在を公表していたAndroidスマートフォン「Nothing Phone (2a)」を正式に発表した。本国内でもすでに先行予約受付を開始しており、価格は5万5800円。
SoCには、MediaTekと共同開発したという「Dimensity 7200 Pro」を採用。大型のグラフェンシートを採用するなど、冷却性能を強化したことにより、安定して高性能を出せる点をアピールする。Antutu 10のスコアは74万点台で、ミドルハイクラスの中ではトップクラスの性能とする。カメラについては、メイン・超広角ともに5000万画素。特にメインカメラについてはOIS(光学式手ぶれ補正)も搭載。前後8フレームの合成で高精細な写真を記録する「Ultra XDR」を始め、電子式と光学式のダブルの手ぶれ補正でクリアな4K動画を撮影できる点も紹介した。ディスプレーは6.
7型有機EL(1084×2412)でリフレッシュレート120Hz対応。最大輝度は1300ニト。Nothing Phoneと言えば、ベゼルの太さが上下左右均等なこともデザインの特徴だが、の2.6mmに対し、2.1mmとさらに細くなり、画面占有率は91.65%にまで達している。そのほかのスペックでは、デュアル5G、IP54ながら防水・防塵対応、NFC(FeliCaに関する記述はない)、ディスプレー内蔵の指紋センサー、5000mAhバッテリー(45W充電対応)などがある。Nothing PhoneではおなじみのGlyph Interfaceは、カメラ周りに3ヵ所と若干省略された印象だが、印象が変わったカメラ部を取り囲むようにするなど、デザイン重視の姿勢は変わらず。ソフトウェアについても同様で、Android 14ベースのNothing OS 2.