LayerX、独自のプライバシー保護技術を活用した新事業開始。個人データの安全な利活用推進
株式会社LayerX(以下、LayerX)は、個人情報保護とデータ利活用の両立を実現するプライバシー保護技術「Anonify(アノニファイ)」を用いた、パーソナルデータ活用ソリューションの正式提供を開始します。学術研究にもとづいた、客観的・定量的なプライバシー保護手法により、リスクを最小化した上でデータロスを最低限にとどめ、組織内に眠っていたデータの活用や外部への流通などを推進します。また、もとのパーソナルデータの統計的な特徴を維持した架空のパーソナルデータである「合成データ」を生成するため、プライバシー問題を低減しながら、AIアルゴリズムの検証や学習を進められるでしょう。プライバシー保護に加え、同社が創業以来蓄積してきたプロダクトデザインおよびデータサイエンス・機械学習のノウハウにより、データを活用したサービス・事業の立ち上げを支援します。
そのほか、個人の識別・特定といったプライバシーリスクのシナリオを検討し、理論的に分析するリスク評価ソリューションや、LayerXにてプライバシー保護したデータ加工をクイックにおこなうデータ加工ソリューションなどを提供するとのことです。たとえば、鉄道会社が乗客の乗車・購買履歴を統計化し、自治体や民間企業向けに提供することで、データドリブンな観光施策や地域活性化を支援するサービスを開始しました。このようにパーソナルデータを外部に提供する際は、プライバシーを保護する必要がありますが、現状は「どのような方法を使えばプライバシーが保護できるのか」「どれくらいの量や粒度のデータまで提供してよいのか」といった基準が定まっていないとのこと。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
声から心不全の重症度を判断。横浜市大センター病院ら、音声バイオマーカーを共同研究開発 | Techable(テッカブル)PST株式会社(以下、PST)は、横浜市立大学附属市民総合医療センター(以下、市大センター病院)および横浜市立大学附属病院次世代臨床研究センター(以下、Y-NEXT)と共同で、ヒトの音声から心不全の状態を評価する音声バイ...
続きを読む »
東大、自動運転システム構築のためのオンライン教材導入。人材育成に期待 | Techable(テッカブル)株式会社zero to one(以下、zero to one)、株式会社ティアフォー、名古屋大学未来社会創造機構は共同で、自動運転システム構築のためのオンライン教材「自動運転システム構築完全講座」を開発・提供しています。...
続きを読む »
セコムのセキュリティロボ、池袋サンシャインシティで警備開始 | Techable(テッカブル)大型複合施設サンシャインシティの警備業務を担う株式会社アール・エス・シーは、同施設における警備人材不足対策として、セコム株式会社が開発したセキュリティロボット「cocobo」を導入します。 巡回・異常検知・点検などを遂行...
続きを読む »