LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025:伝統と革新が融合する現代クラフトの美

ART & CULTURE ニュース

LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025:伝統と革新が融合する現代クラフトの美
LOEWE FOUNDATION Craft PrizeCraftArt
  • 📰 PRTIMES_BIZ
  • ⏱ Reading Time:
  • 105 sec. here
  • 11 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 73%
  • Publisher: 51%

LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025のファイナリストの作品が、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館にて展示されます。伝統的なクラフト技法を現代的に解釈した作品や、新たな表現の可能性を追求した作品など、多様な魅力が詰まった現代クラフトの世界を垣間見ることができます。

LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025のファイナリストの作品が、2025年5月30日から6月29日まで、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館で展示されます。今年の選出作品には、伝統的なクラフト技法を新たな素材へ革新的に応用したものが多く見られます。たとえば、バスケット編みの技法を陶器に取り入れたり、織機による織りの手法を金属に用いたりすることで、新たな表現の可能性を広げています。一方で、伝統的なモチーフを現代的な視点で再解釈し、新たな形で蘇らせた作品もあります。また、口承による伝統、儀式、世代を超えて受け継がれてきた知識は、それらの豊かな遺産への敬意を込めた作品として表現されています。さらに、独自のアプローチでまったく新しい造形を生み出し、クラフトの未来を切り拓く作品も登場しています。なかには、幻想的で遊び心あふれるフォルムをもつものもあれば、表面の質感を大胆に操ることで、作家の手の痕跡が強く感じられるものもあります。

今年は133の国と地域の職人から4,600点を超える応募があり、その中から選考員によってファイナリストが選出されました。18の国と地域から選ばれた30名のファイナリストは、陶芸、木工、テキスタイル、家具、紙、ガラス、金属、ジュエリー、漆など、さまざまな分野や原料で作品を制作している作家たちです。審査では、技術的な達成度、技能、革新性、芸術的なビジョンなどの観点から、最も優れた作品が選出されました。 LOEWE FOUNDATIONのプレジデントであるシーラ・ロエベは次のように述べています。「LOEWE FOUNDATION Craft Prizeが素晴らしい才能を持った方々が作品を発表する場となり、クラフトに対する見方を世界規模で変えていることを、毎年嬉しく思っています。過去10年間で、この賞が世界中の人々の人生やキャリアを変え、国際的なコミュニティを築くのを目の当たりにしてきました。私の家族が遺したレガシーを継続できることを誇りに思います」 1846年に数人の職人による工房としてスタートしたロエべの起源に敬意を示して2016年にLOEWE FOUNDATIONによって創設されたCraft Prizeは、現代のクラフトにおける卓越性、芸術性、革新性を称えるものです。クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンが発案したこの賞は、今日の文化におけるクラフトの重要性を認識し、その才能、ビジョン、革新への意志によって、未来の新しい基準を打ち立てるであろうアーティストを評価することを目的としています。 ファイナリスト30名の作品は、西洋美術を概観する8世紀におよぶ豊富なコレクションを擁するマドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館で展示され、展覧会のカタログに収録されます。展覧会はこれまで、マドリードのマドリード建築家協会(COAM)(2017)、ロンドンのデザイン・ミュージアム(2018)、東京の草月会館にあるイサム・ノグチの室内石庭「天国」(2019)、パリ装飾美術館との共同でのデジタルエキシビション(2021)、ソウル工芸博物館(SeMoCA)(2022)、ニューヨークのノグチ美術館にあるイサム・ノグチのスタジオ(2023)、パリのパレ・ド・トーキョー(2024)で開催されてきました。 LOEWE FOUNDATION Craft Prizeの選考委員長であるアナチュ・サバルベアスコアは、選考プロセスについて次のように述べています。「LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025は、アーティストが伝統をどのように再解釈し、現代的に発展させているかを引き続き探求しています。エキシビションでは、卓越したクラフトマンシップを紹介するとともに、職人たちが貴重な素材から身近な素材まで幅広く用い、伝統的な手仕事の道具や最先端技術を駆使しながら、異なる文化や歴史を背景にもつクラフトが交わり、新たな現代文化が形作られてゆく様子を伝えます」LOEWE FOUNDATIONは、現代のクラフトにおける革新性、卓越性、芸術的価値を紹介し、称えることを目的として、年に一度の国際賞であるLOEWE FOUNDATION Craft Prizeを2016年に創設しました。LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025では、現代のクラフトの発展に重要な貢献をしたとして、陶芸、ジュエリー、テキスタイル、木工、ガラス、金細工、家具、ペーパークラフト、漆といった多岐にわたる分野のアーティストたちをファイナリストとして選出しました。本賞を通して、世代を超えて、今日における最も優れたクラフトの概要を知ることができるでしょう。ティッセン=ボルネミッサ国立美術館は、世界で最も重要な絵画コレクションの一つを所蔵する美術館で、ティッセン=ボルネミッサ家が70年にわたって収集した約900点の作品を展示しています。もともとは私的なコレクションでしたが、美術館開館のわずか1年後の1993年に政府が買い取り、現在はスペインの公共のものとなっています。デューラー、ラファエル、ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、カラヴァッジョ、マネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、カンディンスキー、ピカソ、ホッパー、ロスコといった巨匠たちの名を連ねるコレクションは、わずか2世代の間に集められたものです。13世紀から20世紀にかけての西洋美術の主要な流れが全て含まれており、ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵(1875-1947)とその息子ハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵(1921-2002)の優れた美的感覚が反映されています。2004年には、カルメン・ティッセン=ボルネミッサ・コレクションが加わり、200点以上の新たな作品が永久コレクションに加わりました。さらに、2018年からはティッセン=ボルネミッサ・アート・コンテンポラリー(TBA21)が現代アーティストと展示で協働をおこなっています。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

PRTIMES_BIZ /  🏆 115. in JP

LOEWE FOUNDATION Craft Prize Craft Art Exhibition Madrid Tissot-Bornemisza National Museum Tradition Innovation

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025 のファイナリスト作品、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館で展示LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025 のファイナリスト作品、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館で展示伝統的なクラフト技法を新たな素材へ革新的に応用した作品や、伝統的なモチーフを現代的な視点で再解釈した作品など、現代のクラフトにおける卓越性、芸術性、革新性を称える国際賞、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025のファイナリストの作品が、2025年5月30日から6月29日まで、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館で展示されます。
続きを読む »

不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク 『夢コン 2025』『夢ダン 2025』の最終審査への出場者が決定! ~豪華な顔ぶれの特別審査員の目の前でライブパフォーマンスを披露します~不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク 『夢コン 2025』『夢ダン 2025』の最終審査への出場者が決定! ~豪華な顔ぶれの特別審査員の目の前でライブパフォーマンスを披露します~不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク 『夢コン 2025』『夢ダン 2025』の最終審査への出場者が決定! ~豪華な顔ぶれの特別審査員の目の前でライブパフォーマンスを披露します~ 株式会社FAITHNETWORKのプレスリリース
続きを読む »

GMOインターネットグループ、学生向けクイズ大会「abc the23rd/EQIDEN 2025」にタイトルスポンサーとして協賛GMOインターネットグループ、学生向けクイズ大会「abc the23rd/EQIDEN 2025」にタイトルスポンサーとして協賛GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は、abc/EQIDEN実行委員会が主催する日本最大級の競技クイズ大会「abc the23rd/EQIDEN 2025」にタイトルスポンサーとして協賛いたします。 大会名は「まいにちクイズボックス byGMO presents abc the23rd/EQIDEN 2025」とし、2025年3月16日より「まいにちクイズボックス byGMO」をはじめとしたGMOメディアの各サービス上でクイズコンテンツの提供やコラボキャンペーンを実施します。
続きを読む »

JO1佐藤景瑚、ソロライブ『K5』でクールなパフォーマンスと仲良しエピソード披露JO1佐藤景瑚、ソロライブ『K5』でクールなパフォーマンスと仲良しエピソード披露JO1の佐藤景瑚がLAPONEグループ所属アーティスト合同ライブ『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』内の企画「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」で、ソロライブ『K5』を開催。クールなドラム演奏から、オリジナル曲「BANANA」まで、様々な魅力を披露し、ゲストのKYO(ENJIN)とのコラボレーションも実現し、会場を盛り上げた。
続きを読む »

【LAPOSTA】佐藤景瑚、JO1愛あふれる「JO1でずっとやっていきたい」 魅力“全盛り”ソロステージにゲストも【LAPOSTA】佐藤景瑚、JO1愛あふれる「JO1でずっとやっていきたい」 魅力“全盛り”ソロステージにゲストも11人組グローバルボーイズグループ・JO1の佐藤景瑚が28日、シアターGロッソでLAPONEグループ所属アーティスト合同ライブ『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』内の企画「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」を開催。『K5』と題した公演を行った。 佐藤は、今の自分ができることを最大限に活かしたライブを展開。クールでかっこいい魅力を引き出すドラム演奏で堂々と登場すると、会場は大熱狂でスタートした。JO1の楽曲のセルフカバーでは佐藤らしいグルーヴィーなダンスとふわりと甘い歌でしっかりとスキルを魅せた。...
続きを読む »

【LAPOSTA】INI後藤威尊「これからもMINIを一番に思う王子様」 和太鼓初披露で熱視線【LAPOSTA】INI後藤威尊「これからもMINIを一番に思う王子様」 和太鼓初披露で熱視線11人組グローバルボーイズグループ・INIの後藤威尊が29日、東京・後楽園ホールでLAPONEグループ所属アーティスト合同ライブ『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』内の企画「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」を開催。『NUMERO 1』と題した公演を行った。...
続きを読む »



Render Time: 2025-04-08 07:36:51