米グーグルは6日、スマートウオッチ「Google Pixel Watch」を米国や日本など9カ国・地域で13日に発売すると発表した。独自開発した半導体を搭載した新型スマートフォン「Pixel 7」などの販売も始める。得意とする人工知能(AI)を活用し、機器販売で先行する米アップルなどに対抗する。米ニューヨークで発表会を開き、機器の開発や販売を担当するリック・オステロー上級副社長らが新製品につい
米グーグルは6日、スマートウオッチ「Google Pixel Watch」を米国や日本など9カ国・地域で13日に発売すると発表した。独自開発した半導体を搭載した新型スマートフォン「Pixel 7」などの販売も始める。得意とする人工知能(AI)を活用し、機器販売で先行する米アップルなどに対抗する。
米ニューヨークで発表会を開き、機器の開発や販売を担当するリック・オステロー上級副社長らが新製品について説明した。オステロー氏は「AIと(同社が開発している基本ソフト=OSの)アンドロイド、独自開発した半導体を組み合わせ、他社との違いを出す」と説明した。5月に参入する方針を示していたスマートウオッチは、2021年に買収したウエアラブル機器メーカー、米フィットビットの知見を活用して健康管理などの機能を高めた。AIを活用することにより心拍数を正確に計測できるようにしたほか、睡眠状態を監視したり、転倒を検知して自動で救助を求めたりする機能を搭載した。 自社の既存サービスや機器と連携させることで利便性を高める方向性も打ち出した。具体的には、地図サービス「グーグルマップ」を利用した道案内や、スマホを遠隔操作して写真を撮影できる機能などを加えた。価格は349.99ドル(約5万1000円、日本は3万9800円)からに設定し、6日に予約の受け付けを始めた。Pixel 7と上位機種にあたる「Pixel 7 Pro」の受注も同日に開始した。Proは7よりも一回り大きい6.7型の画面を搭載し、背面カメラが1つ多い。独自開発し、21年からスマホへの搭載を始めた半導体「グーグル・テンソル」の性能を高め、AIを活用した音声認識などのサービスを拡充した。
内蔵のボイスレコーダーでは文字起こし機能を強化し、複数の人が会話している場面で誰が話しているかを特定し、発言者ごとに分けて記載できるようにした。また、ほかのスマホやデジタルカメラで撮影した古い写真の手ぶれも補正できるようにした。米国における最低価格は7が599ドル、Proが899ドルで、既存機種と同じ水準に据え置いた。一方、日本では7が8万2500円、Proが12万4300円で、それぞれ既存機種よりも7700円高い。米国ではスマホの「後発メーカー」として値ごろ感を維持する一方、日本では円安が進んだことを反映したとみられる。 7とProは新たにノルウェーやスウェーデンなど欧州の4カ国で販売を始め、グーグルがスマホを売る国・地域は17に増える。6日までに取材に応じたグーグルの担当者は「サプライヤーとの協力により、十分な生産量を確保できている」と説明し、サプライチェーン(供給網)の混乱による半導体などの不足の影響が和らいでいることを示唆した。
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