BMWは9月5日、小型SUVの『X1』新型のEV『iX1』に、エントリーグレードとして「eDrive20」グレードを欧州で設定すると発表した。
iX1には、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーを搭載する。eDrive20グレードは、モーターをフロントアクスルにのみ搭載し、前輪を駆動する。モーターは最大出力204hp、最大トルク25.2kgmを引き出す。0~100km/h加速8.6秒、最高速170km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。
バッテリーは蓄電容量64.7kWhで、車両の床下にフラットに配置された。1回の充電で、最大475kmの航続を可能にする。「xDrive30」グレードの航続440kmを上回り、シリーズ最長の航続を実現した。 最大出力11kWの充電器が標準装備されており、6時間30分でフル充電できる。オプションの最大出力22kWチャージャーの場合、充電時間は約3時間30分。最大出力130kWの急速充電を利用すれば、バッテリー容量の8割を29分で充電できる。iX1には、「BMWライブ・コックピット・プラス」を標準装備する。最新世代の「BMW iDrive」は、「BMWオペレーティングシステム9」をベースにしており、「BMWカーブドディスプレイ」と、最新の「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を採用している。フルデジタル化されたディスプレイは、10.25インチのインフォメーションディスプレイと10.7インチのコントロールディスプレイで構成されている。
操作はタッチと音声によって行う。インテリアの幅広いデジタル化により、操作に必要なボタンやコントロール、スイッチの数を大幅に減らしているという。新しい「マイモード」は、個別に選択可能な車両設定と、インテリアのマッチング機能を組み合わせたものだ。「Augmented View」機能は、クラウドベースのナビゲーションシステム「BMW Maps」のオプションとして利用できる。 車載カメラを使うと、乗員のスナップショットを撮ったり、インテリアの写真をスマートフォンに送信したりすることができる。これに加えて、5Gモバイルテクノロジー対応の「Personal eSIM」、「BMWデジタルキープラス」、「BMW ID」、Apple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」によるスマートフォン統合も利用できる。
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