AIと恋に落ちる──かつて映画で描かれた出来事が“思いもよらないトラブル”として今現実にも起きている。米国である訴訟が起きた。訴えを起こした人物は「息子が自殺したのはAIチャットbotに依存したことが原因だ」と主張しているのだ。
によれば、セウェルさんは14歳の誕生日のすぐ後からCharacter.AIのアプリ(App StoreとGoogle Play Storeで12歳以上向けと評価されていた)を使い始めた。それから数カ月後の23年5~6月ごろには、彼は引きこもりがちになり、自尊心の低下が見られ、ジュニアバスケットボールチームも辞めてしまった。そして24年2月28日に自殺してしまったという。Character.AI上では、さまざまなキャラクターに「なりきって」会話してくれるチャットbotが公開されている。セウェルさんは主に、大ヒットしたテレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の登場人物を模したチャットbotと会話しており、その中には性的な内容のものも含まれていたことが履歴から確認できている。セウェルさんは自殺する直前、このデナーリスのbotと会話しており、彼の「I promise I will come home to you.
セウェルさんが自殺願望を持つに至ったのが、果たしてチャットbotと会話したからだったのか、それとも精神状態の悪化がチャットbotへの依存につながっていったのか、因果関係は今後の裁判の中で明らかにされるだろう。
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