ネット上にはさまざまな「意見」があふれている。そのなかで、自分の考えを持つにはどうすればいいのか。立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんが提唱している思考のツール「タテ・ヨ…|BIGLOBEニュース
「若者がお年寄りを支える」いまの日本の制度では、「困っている若者」が「困っていないおじいさん」を支えるといった、ちぐはぐなケースも生じてしまいます。「困り度」にかかわらず、若者が支払う税金で老人の暮らしを支える日本型の仕組みを、英語で「ヤング・サポーティング・オールド(Young supporting old)」と言います。後者のヨーロッパ型の場合、「負担」を集める方法は消費税(あちらでは付加価値税と呼んでいます)しかありません。仕事はリタイアしたけれど財産をたくさん持っているお金持ちからは、所得税(一年間働いて得たお金に紐付く税金)を集めることはできないからです。
年齢にかかわらず、たくさんお金を使うお金持ちから多くの税金を取るため、ヨーロッパ諸国では買い物のときに15〜27パーセントと、日本の感覚では非常に高い税が課されているのです。みなさんもヨーロッパに旅行に行ってレシートを見たら、びっくりすることでしょう。ところが日本では、このやり方に反対を唱える人が少なくないのです。それはたいてい、消費税の増税に反対する人です。「オール・サポーティング・オール」を実現するためには、ヨーロッパ諸国のように高い消費税をかける必要がありますからね。
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