【「正職員に嫌われたら終わり」非正規公務員の苦悩】 「2023年問題」自治体7割強で雇い止めの可能性 東洋経済オンライン
図書館司書やハローワーク職員など、現場で働く非正規の公務員が、低賃金・不安定雇用に陥る「官製ワーキングプア」の問題がクローズアップされている。中でも最近、当事者の間でささやかれているのが「2023年問題」だ。年度末、職場に飛び交う「高級チョコ」年度末の更新が迫るこの時期、非正規職員たちは正職員の心証を良くしようと「付け届け」をするようになる。女性たちはバレンタインデーにかこつけて超高級チョコを渡すが、男性も負けじとお菓子を贈ったり、わざと簡単な質問をして「○○さんは業務をよくご存じなんですねえ」などと大声で「ヨイショ」したりし始めるのだという。美幸さんらはこれまで、有能な職員が理由も分からず何人も雇い止めされる様子を目の当たりにしてきた。正職員に意見した非正規職員が「来年は公募で落とす」と言い放たれたこともある。各労働局から年度末に通知される相談員の削減などによって、継続更新の時期に当たっているはずの人が、急に雇い止めされることもある。美幸さん自身も契約を更新される確証はない、不安定な身の上だ。
図書館司書やハローワーク職員など、現場で働く非正規の公務員が、低賃金・不安定雇用に陥る「官製ワーキングプア」の問題がクローズアップされている。中でも最近、当事者の間でささやかれているのが「2023年問題」だ。年度末、職場に飛び交う「高級チョコ」年度末の更新が迫るこの時期、非正規職員たちは正職員の心証を良くしようと「付け届け」をするようになる。女性たちはバレンタインデーにかこつけて超高級チョコを渡すが、男性も負けじとお菓子を贈ったり、わざと簡単な質問をして「○○さんは業務をよくご存じなんですねえ」などと大声で「ヨイショ」したりし始めるのだという。美幸さんらはこれまで、有能な職員が理由も分からず何人も雇い止めされる様子を目の当たりにしてきた。正職員に意見した非正規職員が「来年は公募で落とす」と言い放たれたこともある。各労働局から年度末に通知される相談員の削減などによって、継続更新の時期に当たっているはずの人が、急に雇い止めされることもある。美幸さん自身も契約を更新される確証はない、不安定な身の上だ。
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