NY外為市場=ドル2週間ぶり安値、米利上げ終了観測強まる

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ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロのほか、通貨バスケットに対し2週間ぶりの安値を付けた。8月の全米雇用報告で民間部門雇用者数の伸びが予想下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを終了するとの見方があらためて裏付けられたことが背景。

オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した8月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数は17万7000人増と、エコノミスト予想(19万5000人増)に届かなかった。前日に労働省が発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が3カ月連続で減少し、2021年3月以来約2年半ぶりの低水準。こうした中、FRBの利上げで引き締まっていた労働市場が緩み始めているか見極めようと、労働省が9月1日に発表す8月の雇用統計が注目されている。

フォレックス・ライブ(トロント)のチーフ為替アナリスト、アダム・バトン氏は 「FRBはすでに十分に対応したとの考えからドルが下落している」とし、8月の雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが軟調なら、ドルは一段と下落するとの見方を示した。終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.36%安の103.16。一時は102.92まで下げた。ドイツ連邦統計庁が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比6.4%上昇した。伸びは前月の6.5%から鈍化したものの、ロイターがまとめた予想の6.3%は上回った。変動が激しい食品とエネルギーなどを除いたコアインフレ率は5.5%と、前月から横ばいだった。

キャピタル・エコノミクスの市場担当エコノミスト、ユベール・ド・バロシュ氏は「欧州中央銀行(ECB)の短期的な政策の行方を巡る不確実性が高まった」としながらも、「総合すると、ECBは今回のサイクルの中であと1回の利上げを行う」との見方を示した。豪ドルは0.04%安の0.6478米ドル。一時は0.64495米ドルまで下落した。オーストラリア統計局が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.9%上昇し、1年5カ月ぶり低水準となった。

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