ベガルタ仙台は長崎と2―2で引き分けた。1―1の後半アディショナルタイム(AT)3分にMF松下佳貴(30)の今季初ゴールで勝ち越したが、同6分のラストプレーで追いつかれた。
試合終了とともにユアスタにため息が漏れた。前節終了時で2位の長崎相手に試合終了直前までリードを奪ったが、土壇場で追いつかれ勝ち点1。仙台の森山佳郎監督(56)は「一番強いかなと思う長崎を相手に最後の最後まで追い詰めるところには行きましたけど、土俵際で寄りきれなかった」と振り返った。
長崎ペースで進んだ前半。立ち上がりからボールを握られると、前半15分にPKで失点。自分たちのパスミスからカウンターを受けるなど苦しい展開が続いていたが「ポジションを修正して、かなりコンパクトに戦うことができた」。立て直したチームは攻勢を強め、押し込み続けた。 0―1の後半10分には右サイドのクロスにFW郷家友太(25)がヘディングで今季ホーム初得点。同AT3分には途中出場した松下が右足でネットを揺らし勝ち越すも、ラストワンプレーで追いつかれた。最後のゴールの起点となったセットプレーの流れに指揮官は「もったいなかったかな」と悔やんだ。 勝ち点2こそ取りこぼしたが、ゴールに向かう迫力や、ハードワークをする躍動感が今季一番見え、チームとしては手応えをつかんでいる。次戦(22日)・山形とのみちのくダービーに向けて「熱く気持ちを押してくれる相手とできるので、チームの状態を上げていきたい」。チームの強度を維持し、ライバルを圧倒する。
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