FRB抱える難題 利上げ効果の時差と物価再上昇リスク

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FRB抱える難題 利上げ効果の時差と物価再上昇リスク 「過去40年で最も高いインフレが続く状況であり、仕事は終わっていない」。パウエル氏は1日の記者会見でこう語った。

【ワシントン=坂本一之】米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、主要政策金利の引き上げ幅を0・25%に縮小させた。上げ幅を小さくし高水準の金利による影響を見極める姿勢だが、利上げが実体経済に影響を与えるまでの「時間差」をどう読み解くかが物価と経済の安定に向けた対応のカギとなる。労働市場が逼迫(ひっぱく)して物価上昇が再び加速する恐れもあり、パウエルFRB議長の難しいかじ取りは今後も続く。ただ、その判断でFRBが頭を悩ますのが、実施してきた利上げが物価上昇や経済成長をどこまで抑制するかという分析だ。利上げは徐々に実体経済に影響を与えるため、利上げ決定と影響が出るまでの時間差がある。時間差を的確に予測できなければ、過度な利上げを招いて景気後退を引き起こすことにもなる。また今後の利上げ判断で注目されるのが労働市場の指標だ。米労働省が6日に発表した昨年12月の雇用統計(速報、季節調整済み)で、非農業部門の就業者数は前月から22万3千人増加。増加幅は前月より縮小したが事前予想を上回り、失業率は3・5%だった。FRBは3月に開く次回の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け労働市場の動向を注視しながらイ

【ワシントン=坂本一之】米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、主要政策金利の引き上げ幅を0・25%に縮小させた。上げ幅を小さくし高水準の金利による影響を見極める姿勢だが、利上げが実体経済に影響を与えるまでの「時間差」をどう読み解くかが物価と経済の安定に向けた対応のカギとなる。労働市場が逼迫(ひっぱく)して物価上昇が再び加速する恐れもあり、パウエルFRB議長の難しいかじ取りは今後も続く。ただ、その判断でFRBが頭を悩ますのが、実施してきた利上げが物価上昇や経済成長をどこまで抑制するかという分析だ。利上げは徐々に実体経済に影響を与えるため、利上げ決定と影響が出るまでの時間差がある。時間差を的確に予測できなければ、過度な利上げを招いて景気後退を引き起こすことにもなる。また今後の利上げ判断で注目されるのが労働市場の指標だ。米労働省が6日に発表した昨年12月の雇用統計(速報、季節調整済み)で、非農業部門の就業者数は前月から22万3千人増加。増加幅は前月より縮小したが事前予想を上回り、失業率は3・5%だった。FRBは3月に開く次回の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け労働市場の動向を注視しながらインフレ傾向を予測し、利上げを判断していくことになる。

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