バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の４－６月（第２四半期）は、トレーディングと投資銀行業務の収入がアナリスト予想を上回り、利益が大きく増えた。
債券と株式トレーディング収入が予想外に増加し、予想をわずかに下回った純金利収入をカバーした。18日発表された決算資料によると、４－６月の債券・通貨・商品トレーディング収入は、18％増え28億ドル（約3900億円）に達した。金利変動に伴い顧客の活動が活発化した。これが寄与し、１株当たり利益はアナリスト予想を上回った。 今回の決算は、ファースト・リパブリック・バンク破綻などの米地銀の混乱をウォール街がどのように乗り切ったかを示すものだが、先週決算を発表したＪＰモルガン・チェースとシティグループのトレーディング収入もアナリスト予想を上回った。両行は純金利収入も予想を上回り、通期の予想を上方修正した。 投資銀行業務の収入は約６％増と、ディールメーキングが復活の兆しを見せる中、アナリスト予想を上回った。株式引き受けの収入は２億8700万ドルと２倍以上に増えたが、債券引き受けは9.4％減の６億ドルとなった。Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）助言業務の収入は4.
債券と株式トレーディング収入が予想外に増加し、予想をわずかに下回った純金利収入をカバーした。18日発表された決算資料によると、４－６月の債券・通貨・商品トレーディング収入は、18％増え28億ドル（約3900億円）に達した。金利変動に伴い顧客の活動が活発化した。これが寄与し、１株当たり利益はアナリスト予想を上回った。 今回の決算は、ファースト・リパブリック・バンク破綻などの米地銀の混乱をウォール街がどのように乗り切ったかを示すものだが、先週決算を発表したＪＰモルガン・チェースとシティグループのトレーディング収入もアナリスト予想を上回った。両行は純金利収入も予想を上回り、通期の予想を上方修正した。 投資銀行業務の収入は約６％増と、ディールメーキングが復活の兆しを見せる中、アナリスト予想を上回った。株式引き受けの収入は２億8700万ドルと２倍以上に増えたが、債券引き受けは9.4％減の６億ドルとなった。Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）助言業務の収入は4.3％減少した。
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