欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は23日、ECBは必ずしも来月利下げを実施するわけではないと述べた。他の何人かのECB当局者は9月の追加利下げの可能性を示唆している。
タカ派寄りのホルツマン氏は、カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムが開かれているワイオミング州ジャクソンホールでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「いつものように、私は決定の日まで慎重な立場を維持する。われわれは多くのデータを入手するだろう」と発言。
「従って、私はそれが既定の結論だとは言わない。確かに、私の同僚の一部はそう考えている」と語り、「私はもっと慎重にデータを見なければならないと考えており、そうできると願っている。利下げに反対しているわけではなく、早過ぎる利下げはしたくないと、懸念しているだけだ」と述べた。 投資家は3週間後に開催されるECBの政策会合で利下げが決まると予想しているが、ホルツマン氏以外の当局者も、決定はそれまでに得られるデータに左右されると強調している。特にドイツで景気鈍化が進んでいることが、追加利下げの可能性を高めているとの指摘もある。...
ホルツマン氏は、ECBの「決定は連邦準備制度の動きにも影響されるだろう」と指摘。ユーロ圏と米国の借入コストの差の縮小につながる米利下げは、ECBによる利下げを「より容易にするだろうが、われわれはインフレ要因を考慮する必要がある。それらは異なる可能性があり、米国とは異なる」と語った。
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