元IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)がダウンを3度奪い、アラン・アルベルカ(フィリピン)に完勝した。1回にいきなりワンツーでダウンを奪うと、3回には左ボディー、最後は右ボディーで相手
がもん絶。レフェリーが10カウントを数えた。「テーマは倒すことだった。自分の中でやりたいことはできたかなと思う」と納得のKO勝利となっった。尾川は21年11月にIBF王者となったが、一昨年6月、敵地ウェールズに乗り込んでの初防衛戦で2回KO負けした。王座陥落から再起後は連勝も、昨年9月のマービン・エスクエルド(フィリピン)戦では判定勝利と波に乗りきれずにいた。その後は話がありながら、実現にはいたらず。この日は13か月ぶりの試合だった。
36歳という年齢もあり、不安視する声もあったが、それらを一掃するような快勝劇だった。「いつも緊張なさすぎなんで、集中して、あえて緊張しながら入場して。そうしたら、足もしっかり沈んでよかった」と試合後、ほおを緩めた。 この日はいつものようにスピードに乗ってはねるようなスタイルではなく、しっかり相手のパンチをブロックして、じわじわと攻め立てた。「じっくりとダメージを与えるようなカネロやメイウェザー(米国)とかのイメージ。(相手を)削りながらとういうのもやっていきたいと思うので」と世界3団体スーパーミドル級(76・2キロ以下)統一王者のサウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)や、元世界5階級制覇王者を引き合いに出し、幅を広げていることを実践で証明した。
目指すは元世界3階級制覇王者の長谷川穗積が持つ35歳9か月という国内最年長の世界王座奪取記録の更新。再度の世界挑戦へ「早ければ早いほどいい。いつでもいける体重にはしているんで。どんな場所でも。アフリカでも南米でも、どこでもいい。ラストチャンスはどんな形でも取りたい」と気合十分。3人の男の子の父親は「自慢のパパでいられるように、もうちょい頑張ります」と笑った。
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