日曜東京メインのアルゼンチン共和国杯（G2、芝2500メートル、11月3日）では丸田恭介騎手（38＝フリー）が、ラーグルフ（牡5、宗像）と約2年半ぶりにコンビ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）。
日曜東京メインの アルゼンチン共和国杯 （G2、芝2500メートル、11月3日）では 丸田恭介 騎手（38＝フリー）が、 ラーグルフ （牡5、宗像）と約2年半ぶりにコンビを組む。 デビュー戦から皐月賞まで6戦連続で手綱を取り、オープンの芙蓉Sを勝利に導くとホープフルSでも3着に健闘し、春クラシック戦線へ乗せた。古馬となり、重賞ウイナーとなった相棒とのコンビ再結成に「やっぱりうれしいですよね。ホープフルSで惜しい競馬をして、その後はうまくいかなかった。それでも今回乗せて頂けてありがたいですし、オーナーと先生に感謝しています」と胸の内を明かす。
30日の最終追い切りでは、22年皐月賞（8着）以来のコンタクトを取った。「ずいぶんとしっかりして、大人びたなと感じました。背腰の緩さもしっかりしてきた印象です。テンションがピリッとしているところは相変わらずでしたし、動きもまずまずでした」。背中からはフィジカル面の確かな成長を感じ取った。一方で「まだ若干余裕がある感じがしました」とわずかな良化の余地も感じていた。3頭併せの最後方から突き抜けたこのひと追いでの上昇が期待される。 キャリア最長となる2500メートルへの挑戦。5戦連続馬券圏内を外している現状を今回は打開したい。「左回り自体は良績があるし、長い直線も悪くない。（三浦騎手からは）最近は力むと聞いているので、距離が延びるけど、その辺をうまくコントロールできれば。この馬とまたいい競馬がしたいです」。思い入れ深いパートナーとともに重賞タイトルを狙う。【井上力心】
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