【チューリヒ=南毅郎】米S&Pグローバルが22日発表した9月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合で47.1と前月比0.4ポイント上昇した。5カ月ぶりに改善したが、好不況の境目の50を4カ月連続で下回った。インフレや利上げでマイナス成長の懸念が高まっている。市場予想は46.5だった。業種別では製造業が43.4と0.1ポイント下がった一方で、サービス業は48.4と0.5ポ
が22日発表した9月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合で47.1と前月比0.4ポイント上昇した。5カ月ぶりに改善したが、好不況の境目の50を4カ月連続で下回った。インフレや利上げでマイナス成長の懸念が高まっている。
市場予想は46.5だった。業種別では製造業が43.4と0.1ポイント下がった一方で、サービス業は48.4と0.5ポイント上昇した。ともに50を割ったのは2カ月連続で、新規受注の落ち込みが目立つ。景気回復のけん引役だったサービス業も持ち直しの動きが鈍い。国別の総合PMIはドイツが46.2と1.6ポイント改善し、フランスは43.5と2.5ポイント悪化した。フランスは2年10カ月ぶりの低水準で、工場生産高の落ち込みが目立ち始めている。フランスはユーロ圏でドイツに次ぐ経済規模を持つ。欧州最大のドイツで景気後退懸念が強まるなか、フランスの景気が腰折れすれば、欧州経済の低迷は一段と深まりかねない。
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