今日23日(土:勤労感謝の日)は、晴れた太平洋側でも冷たい北風が強く吹き、グッと寒くなりました。今夜(23日)は、東京都心や名古屋、大阪など都市部で、急激な温度変化によって身体にダメージを受ける「ヒートショック」に注意が必要です。
このような寒い時期に気を付けなければいけないのが「ヒートショック」です。この冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋、寒い部屋から暖かい部屋への移動など、急激な温度の変化によって血圧が乱高下するなど身体がダメージを受けるため、「ヒートショック」が発生しやすくなります。特に入浴時に最も発生しやすいといわれているため、今夜も入浴の際は注意が必要です。① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。③...
室内を暖かくするために、ホットカーペットや床暖房、ヒーターを活用しましょう。窓の断熱効果を高めるために、窓用の断熱シートを貼るのもオススメです。トイレや廊下、玄関、浴室、脱衣室などは家の中でも寒くなりやすい場所です。暖房器具を活用し、素足で触れる床にマットを敷くと良いでしょう。また、浴室や脱衣室は使用する前に暖めておくことが大切です。お湯はり後は、浴槽のフタを開けて蒸気を立て、浴室の床にお湯をかけると効果的です。脱衣室は衣服を脱いでも寒いと感じないくらいに暖めておくと安心です。 ヒートショックは急激な温度変化によって生じるため、ヒートショック対策として大切なことは、家の中でできるだけ寒い場所を作らない、暖かい場所と寒い場所の温度差を少なくする、「温度のバリアフリー化」を図ることです。夜、パジャマのままでトイレに行くと、寒さでブルブルっとすることがありますね。布団の中の暖かさと、廊下やトイレの寒さとの温度差にも注意が必要です。布団を出る際は、上にカーディガンなどを羽織ったり、スリッパを履くなど足元を暖かくしたりすると良いでしょう。
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