イタリア現地時間30日、ベネチア・リド島で開催中の「第81回ベネチア国際映画祭」で菅田将暉が主演する映画『Cloudクラウド』のワールドプレミア上映(アウト・オブ・コンペ部門…|BIGLOBEニュース
現地時間午後11時45分からのミッドナイト上映にもかかわらず、メイン会場であるSALA GRANDEの1032席は満席となった。上映終了後には、スタンディングオベーションが湧きおこり、鳴りやまない熱い拍手喝采に、黒沢監督は照れた表情を見せながらも安堵したような笑顔で応えていた。
上映に先駆けて行われた記者会見直前に、「第97回アカデミー賞」国際長編映画賞の日本代表作品に選ばれたことが発表された本作。そのニュースはすでにイタリアにも届いており、司会者からお祝いの言葉を贈られた黒沢監督は、「本当に純粋な娯楽映画を作ろうというところからスタートした作品です。まさか今回のベネチア国際映画祭への出品も含め大きな名誉みたいなものと縁があるとは思っていなかったので、もう大変驚いています」と返した。 続けて、「僕の大きな楽しみは、この作品がアカデミー賞にノミネートされるようなことがもしあれば、主演の菅田将暉さんが、 アメリカで大いに知られることになるだろうと想像すると、とてもそれはうれしいことです」と、今回タッグを組んだ菅田と世界最高峰の映画賞・アカデミー賞の舞台に立つ夢を語った。
同映画は、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。“転売ヤー”の主人公・吉井良介(菅田)が、ネット社会に知らず知らずのうちにバラまいた憎悪によって生まれた...
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