カブス・今永昇太投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠地・ドジャース戦に先発し、日米通じて初対戦だった大谷翔平投手(29)を2打数無安打に抑えるなど、4回43球を投げて、2安打無失点、3奪三振の好
投を見せた。2時間51分の降雨中断があったため無念の降板となり、2勝目はお預けになったが、メジャーデビューから2戦10イニング連続無失点と、圧巻の投球を見せている。悪天候の中での投球。今永は日本で8年先発ローテーションを守っただけあるピッチングだった。この状況下では、ストライクゾーンで勝負することが鉄則。寒い中、打者がストライクを早打ちするのは、日本も米国も同じ。雨脚が強くなった3、4回で今永が10球しか投げずに6アウトを取ったことを見れば明らかだ。
今永が4回を投げて43球に対し、相手先発のストーンは降板した3回までに77球。相手は天候を考えず、がむしゃらに投げすぎ。雨が降り始めたのは2回からで、今永は初回に大谷を空振り三振に斬った球がこの日最速の約152キロ、3回以降は5キロほど球速が落ちた。これはそこまで力を入れずとも、ゾーンで勝負する制球力を優先した証しだ。 今の大谷は絶好調じゃない。だから高めのまっすぐはフライにはならず、強引に打って長打にならないラインドライブ止まり。そんな時の対策として、この日の今永の攻めは完璧だった。まっすぐを捕手の構えるミットより高めに意識して、スピンを利かせた150キロ以上で勝負した。 日米共通だが、今永の持ち球スライダー、チェンジアップは変化せずに半速球となれば、一番痛い一発を食らう。それをわかって、まっすぐは大胆に、変化球は低めに、と投球。勝ち星は増えそうだ。(野球評論家・高橋 尚成)
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
高橋尚成氏「もう山本は安心」本拠初先発で5回0封の右腕に太鼓判…「へその前」から「胸の前」セットに変更が奏功もう山本は安心、と思える“変化”が見えた。セットポジションの時のグラブの位置だ。アメリカに来てからへその前に置くようにしていたが、この日は胸の前にしていた。日本で圧倒的な投球を見せていた時のフォーム
続きを読む »
高橋尚成氏「もう山本は安心」本拠初先発で5回0封の右腕に太鼓判…「へその前」から「胸の前」セットに変更が奏功 (2024年4月1日)◆米大リーグドジャース5ー6カージナルス=延長10回=(30日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)もう山本は安心、と思える“変化”が見えた。セットポジションの時のグラブの位置だ。アメ...
続きを読む »
高橋尚成氏、山本由伸 初回満塁で開き直った155キロど真ん中2球で空振り さすが、としか言いようがないドジャース・山本由伸投手(25)が6日(日本時間7日)、敵地・カブス戦で3登板目にしてメジャー初勝利をつかんだ。初回にいきなり無死満塁のピンチを迎えたが、3者連続三振と圧巻の投球でリズムに乗り、5回
続きを読む »
直球で攻めたカブス・今永昇太、初対決の大谷翔平を三振斬り 強力ドジャース打線を4回2安打無失点 鈴木誠也は左犠飛で援護ドジャースの大谷翔平(29)は7日(日本時間8日)、敵地シカゴでのカブス戦に「2番・DH」で出場。カブス先発の今永昇太投手(30)と対戦し、2打席目まで、空…
続きを読む »
今永昇太、寒さにも風にも勝ったが、雨には勝てず… 4回無失点の好投も実らず2勝目ならず (2024年4月8日)◆米大リーグカブス―ドジャース(7日・米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)カブス・今永昇太投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠地・ドジャース戦に先発し、4回2安打無失点と好投したが、4回裏途中...
続きを読む »
カブス今永昇太、快投も降雨中断降板で2勝目ならず「これもアメリカのスタイル」 (2024年4月8日)◆米大リーグカブス8―1ドジャース(7日・米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)カブス・今永昇太投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠地・ドジャース戦に先発し、4回2安打無失点と好投したが、4回裏...
続きを読む »