女子1500メートルは世界記録保持者の高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分54秒27で制し、大会8連覇を飾った。
昨年にマークした1分53秒34の大会記録には届かなかったものの、高木にとって手応えを感じる今季初戦となった。「昨年はどちらかというと、タイムが出たことの理由を自分の中で見つけられなかった。今年いろいろチャレンジしている部分もあって、レースの中でまだまだ伸びしろがありそうだなっていう感覚があった。次が楽しみな滑り出しになった」と納得の表情で振り返った。
昨季は個人で活動していたが、今年は所属の垣根を越え、佐藤綾乃(ANA)や村上右磨(高堂建設)らと「チーム・ゴールド」を結成した。チームメートを得たことで練習も充実。試合の中でも刺激を受け取り「今日だったら(男子500メートルで2位の)村上選手の滑りを見て『よし、次は私だ』って思えたり、そういうのってチームがないと感じられないこと。仲間同士で声を掛け合うこともすごい自分の力になるなと改めて感じた」と、しみじみと語った。 新チームでの初陣は終えたが、大会は21日以降も500、1000、3000メートルと3種目を残している。「その時のベストを尽くすことによって、また次にもつながってくる。それを1つ、1つできるように取り組んでいきたい」と表情を引き締めた。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む: