「高く評価されるマルチプレーヤー型の働き手になるための7箇条 」 最近、「キャリアで優位に立つにはニッチを極めるべきだ」という主張を多く耳にするようになった。確かに、…… #ForbesJAPANWeb
ここでは後者のケース、つまり、マルチプレーヤーとして価値ある人材になるための7つの方法を紹介しよう。
難なく成果を出すタイプの人には、「サイロ化」した部署や組織図にとらわれない見方をする能力が備わっている。個々の目標ばかりを注視することなく、あえて一歩下がり、勤務先の企業やその事業について、全体的な視点を持つようにしているのだ。これにより、各部署の運営状況や、他の部署とのやりとり(それがある場合もない場合も含めて)が理解できる。19世紀の米国の思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローが残した名言に「大事なのは、自分が目を向けるものではなく、目に入ってくるものだ」という言葉がある。意識を活性化し、チャンスに注意を払うようにすれば、あらゆるところに、自分を触発してくれるものがあることに気づくだろう。 マルチプレーヤーの中でも最も優秀な人たちは、信じがたいほど鋭い観察眼を持っている。アイデアや思考という「点」を線で結び、独自の視点から可能性を思い描く。彼らが、企業やクライアントから高い評価を受け、イノベーターや独創的な発想の持ち主として重用される裏には、こうした着眼点がある。筆者には、こういう口癖の友人がいる。「『もし〇〇だったら?』という問いかけは、『よしやってみよう』という答えにつながる」という言葉だ。これを仕事の場面に当てはめると、この問いかけをすることで、これまで知られていなかった(あるいは顧みられなかった)可能性や解決法が生まれるきっかけになるかもしれない。これは、「今までずっとこうやってきたから」という発想法のアンチテーゼと言うべきもので、前向きな可能性の検討に道を開くはずだ。複数の業界や職能で働いてきた人には、同じ業種でずっと働いてきた同僚にはない、ユニークな視点があるはずだ。それこそ、その人の最大の強みだ。多様な経験があるからこそ、異なる職能やプロジェクトのあいだに共通点を見いだす方法を、身をもって理解しているはずだ。また、異なる部署やプロジェクトに属している従業員を
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「従業員レコグニション」がかつてなく重要になっている理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)従業員の働きぶりを認める「レコグニション」の重要性はかつてなく高まっている。自身が高く評価されていることを感じたいという欲求は、特に遠隔勤務者の間で強い。自分が評価されていないと感じた従業員は、さっさと辞めてしまうだろう。従業員レコグニショ
続きを読む »
東急グループ創始者の五島慶太さん|私が尊敬するカリスマ経営者 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)渋谷や田園調布をはじめ、鉄道を基盤とした街づくりに情熱を傾けた五島慶太。昭和の鉄道王がつくりあげた東急グループは今年、創立100周年を迎えた。グループのホテル部門を率いる村井淳の言葉と共に、偉大な実業家の軌跡をたどる。私が尊敬するのは&he
続きを読む »
パートナーシップ解消を決断する時を知る、5つの確実な方法 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)コラボレーションは素晴らしいものだ。特に、キャリアに関しては。他者と力を合わせて新しいものを生み出すのは刺激的なことであり、仕事上のデュオの一員として、他者と効果的かつ調和的に相互作用する能力は大きな財産になる。しかし、すべてのパートナーシ
続きを読む »
アーリーステージに特化した異色のVC「645 Ventures」の戦略 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)アーロン・ホリデイ(Aaron Holiday)とナムディ・オキケ(Nnamdi Okike)は、2014年にベンチャーキャピタル(VC)の「645 Ventures」を設立した。彼らは、データドリブンな投資先の評価を行うことをアピールし、
続きを読む »
ウサギが、気候変動における「炭鉱のカナリア」になる可能性 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)気候変動の悪影響が深刻化するなか、世界の生態系と野生動物がこうした変化にどのように対処するかは、はっきりわかっていない。ホッキョクグマをはじめとする多くの種は、本来の生息地を失い、食料源を断たれて苦境に立たされるだろう。一方、行く末を予測す
続きを読む »