韓国 大統領選まで1年 与野党の駆け引き活発化へ nhk_news
続きを読むムン大統領を支える与党「共に民主党」は、革新政権の継続を目指していて、世論調査機関「リアルメーター」が次の大統領にふさわしい人物を尋ねたところ、人権派弁護士出身のイ・ジェミョン(李在明)キョンギ(京畿)道知事が支持率でリードし、与党の代表を9日退く予定のイ・ナギョン(李洛淵)前首相が追う形となっています。
一方、保守系の最大野党「国民の力」は、5年ぶりの政権交代をねらっていますが、現時点で党内に有力な候補がおらず、検察改革をめぐってムン政権と対立し先週辞任した、ユン・ソギョル(尹錫悦)前検事総長の擁立に期待する声が出ています。韓国では、来月7日に行われる首都ソウルと第2の都市プサン(釜山)の市長選挙が、1年後に迫った大統領選挙の前哨戦と位置づけられていて、今後、与野党の間で駆け引きが活発化する見通しです。韓国の世論調査機関「リアルメーター」が今月1日に発表した世論調査の結果によりますと、次の大統領にふさわしい人物を尋ねたところ、人権派弁護士の出身で、革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョン キョンギ道知事が23.6%の支持を集め、リードしています。
続いて、韓国政界きっての「知日派」として知られ、大統領選挙に向けた準備のため与党の代表を9日退く予定のイ・ナギョン前首相と、検察改革をめぐってムン政権と鋭く対立した末、先週辞任したユン・ソギョル前検事総長が、ともに15.5%で2位につけています。支持1位のイ・ジェミョン氏は当時、パク・クネ(朴槿恵)政権を痛烈に批判し、歯に衣着せぬ発言で「韓国のトランプ」とも呼ばれ、注目を集めました。
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