韓国前大統領、正恩氏贈呈の犬の飼育断念か 政府援助なく

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韓国前大統領、正恩氏贈呈の犬の飼育断念か 政府援助なく
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【11月7日 AFP】韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)前大統領の事務所は7日、文氏が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記から贈られた犬2頭について、現政府からの金銭的援助がないことを理由に飼育を断念せざるを得ないと考えていることを明らかにした。

文大統領の在任中に子犬7頭が生まれ、5月の退任時には、つがいと子ども1頭を自邸に連れ帰っていた。現地報道によると、この合意には、月250万ウォン(約26万円)の飼育費用を政府が負担する項目があった。)氏の大統領府が反対し、合意が履行されていないと主張。文氏は犬を返還する意思があるとしている。一方大統領府は、文氏側の主張を否定し、関係省庁間で協議が続けられていると述べた。

問題が明らかになると、市民からは懸念や批判が噴出した。インターネット上では、「犬は家族だ。金銭問題があるからといって手放すなんて」「犬を飼っている人間として、これは理解し難い。できることなら自分が犬を引き取りたい」といった声が上がった。AFP

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