静岡高校出身のドラフト候補右腕、高須大雅選手が語る春先からのリハビリ状況と、大学、高校時代の思い出などを紹介します。
「メンバーの中で一番体も小さくて、ヘタクソだったんですが、決勝で投げる投手がいなくなって、巡り合わせで先発したんです。そしたら勝ち投手になっちゃって(笑)。中学入学時は156センチだったのが、卒業時には186センチ。何もしていないんですが…」
中高一貫の磐田東では軟式でプレー。中学では憧れの存在がいた。2学年上の斎藤来音外野手(静岡高―慶大―明治安田)。その背中を追って静岡高への入学を決めた。2年秋からエースナンバー。3年ではドラフト候補として注目を浴び、夏の県大会は37イニング連続無失点と“無双”で甲子園行きを決めた。なぜ、即プロに行かなかったのか。明大で飛躍のきっかけをくれたのも高校の先輩だった。高須が1年時の4年で、主将を務めていた村松開人内野手(現中日)だ。昨年は激動の年だった。春に3勝1敗、最優秀防御率(1・38)と頭角を現し、大学日本代表として国際大会で優勝に貢献した。だが秋に右肘に違和感を覚えて降板。戦線離脱となった。 「投げた瞬間、力が入らなくなって。痛みがあって『投げられないな』と。チームが優勝争いをする中、優勝決定戦まで来て、投げたかったという思いが一番強い。今は投げ始めていてリハビリ段階。30メートルぐらいは投げられています。春は全然、間に合うんで」
昨秋、チームは最後の最後で早大に敗れV逸。優勝校に与えられる天皇杯の奪回に燃えている。年末年始は磐田市内の実家でリフレッシュ。帰省時は「炭焼きレストランさわやか」でハンバーグを食べ、栄養補給するのがルーチン。静岡の読者にメッセージを寄せた。今秋のドラフト会議。1位でその名が消える可能性は十分ある。全てを糧に、大いなる1年にしてみせる。 ◆高須 大雅(たかす・ひろまさ)2003年8月28日、磐田市生まれ。21歳。青城小2年から磐田スモールキングで野球を始め、磐田東中では軟式。静岡高では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエース。3年夏に甲子園出場。明大では2年春からリーグ戦登板。リーグ戦通算14試合に登板し、3勝2敗。防御率1・64。192センチ、91キロ。右投右打。好きなタレントは天竺鼠。
BASEBALL DRAFTA HIGH SCHOOL SPORTS UNIVSERITY SPORTS PLAYER INTERVIEW
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