マンションの地下駐車場でもない限り、屋根付きカーポートを持っている家は少ない。紫外線が強くなる夏、青空駐車でカバーもかけないというオーナーはクルマの塗装へのダメージが心配だろう。愛車を長くキレイに保つためのポイントを解説する。
夏はクルマのボディ、塗装にダメージを与える紫外線の照射が強くなる。クルマを大切にしている人にとって、クルマにとって、過酷な季節なのである。しかも、マンションの屋内、地下駐車場に車を保管、駐車できる幸運な人などごく一部で、多くは筆者を含め、屋外に愛車を止めているはずだ。が、廉価なもの、ボディの形状に合っていないものを被せると、風などの影響でボディカバーとボディが擦れ合い、かえってボディ、塗装にキズを付けてしまう可能性、心配がある。一方、筆者もそうだが、屋外駐車派でも、ボディカバーを好まない人もいるはず。乗るたびに外すのは面倒だし、その置き場にも苦慮する。そしてまた、帰ってきて被せるのも面倒だ。雨の日だと結局、被せないままだったりする。ところが、屋外駐車×ボディカバーなしでも、海沿いに住む筆者の場合、新車からもう8年が経つクルマでも、ピカピカのまま(個人の印象ですが)、ボディ、塗装を保つことが可能な方法がある。そして定期的なメンテナンスを行うことだ。結果的に、ボディを美しく保つためのケアが楽になり、もっと言えば、売却の際も有利になる。最近の新車塗装はかなりレベルアップしていて、上
細かいことを言えば、いつ、どこでも鳥のフン対策ができるように、車内に水の入ったスプレー、クロス、虫&鳥のフン専用クリーナーなどを常備している。それらがクルマから遠いところにしかないと、「あとでやればいいや」と、放置してしまいがちだからである。定期的に鉄粉除去専用の粘土クリーナーなどで、鉄粉を粘土の中に回収する必要がある。その被害は、コーティングを施していれば軽減されるものの、100%防げるものではないと考えたい。 ところで、筆者の今の住まいは一軒家で、クルマは完全な屋外駐車だが、以前、マンションに住んでいたこともあり、そこでは1階のコンクリート打ちっぱなしの駐車スペースを借りていた。が、屋内だから100%安心、というわけではなかったのだ。
理由は、コンクリート打ちっぱなしだからだろうか、クルマをしばらく止めたままにしていると、ボディ全体にうっすらとコンクリート紛らしき白っぽいホコリが堆積してしまうである。もちろん、そのまま擦ったりしたら、コンクリート紛=コンパウンドのようなものだから、キズ付きの原因になる。今から30年の前の話なので、現在のマンションの屋内のコンクリート打ちっぱなしの駐車場で同じような被害があるかどうかはわからないが、もし、屋内駐車なのに、そうした被害に見舞われているのであれば、ボディカバーは効果的だ。というわけで、屋外駐車でも、そうしたコーティングの施工、その後の配慮、メンテナンス、日ごろのケアを怠らなければ、実は屋内駐車のクルマとそう変わらないグッドコンディションを長きに渡って維持することが、筆者の愛車のように可能となるはずだ。
なお、月極駐車場などに止める場合、日陰になるから大木の下のスペースを選ぶ、というのはNG。樹液が垂れる木だと、特にこれからの季節は、かえって塗装に深刻なダメージを与え、そのままワイパーを作動させると視界が悪化する樹液ポタポタ被害に遭うことになる!!
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