12日のギモンは「9月は注意?雷雨ぜんそく」です。台風が過ぎた後や豪雨の後、医療機関ではぜんそくの患者が増える傾向
中国メディアによると中国北部・内モンゴル自治区のフフホトにある病院では、大雨の翌日にぜんそく患者で長い行列ができていました。日テレNEWS
これは中国だけのことではなく、日本のクリニックの医師からもこんな声が聞かれました。アレルギー専門医のおやなぎアレルギークリニック・小柳貴人医師によると、「古くから、台風通過の翌日にはぜんそく患者が増えるといわれてきた。9月以降、台風やゲリラ雷雨も増えるため、雷雨ぜんそくに注意が必要だ」といいます。まずは、なぜぜんそくが起きるのかをみていきます。そもそもぜんそくというのは、アレルギー反応などで気管支の炎症が慢性化してしまって気道が狭くなり、ゼーゼーと呼吸が苦しくなる病気です。どういうことかというと、小柳医師によると、明確な理由ははっきり解明されていないものの、こんな説があるといいます。花粉は粒子が大きいため、吸い込んだとしても普通は目や鼻、のどの粘膜に付着し、花粉症の発症でとどまることがほとんどだといいます。
しかし、雷雨などで舞い上がった花粉は水を含むと膨張します。そして、破裂して粉々になってしまいます。このような小さくなった花粉の粒子を吸い込んで気管支まで入ってしまうことが、雷雨ぜんそくの一因となるのではないかと話していました。
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