「日本生命セ・パ交流戦」が28日に開幕し、セ・リーグ首位の阪神は甲子園で、新庄剛志監督(52)率いるパ・リーグ2位・日本ハムと対戦する。敵将は先発・山崎福也投手(31)を「3…|BIGLOBEニュース
監督(66)は、選手起用の選択肢が多い指名打者制を採用しないセ本拠地で勝率・630の強さを誇る。“岡田 マジック ”で 甲子園 無双状態をつくり出し、昨季逃した史上初となるセ・パ両リーグのチームを率いての 交流戦 制覇に期待がかかる。
岡田監督は、指名打者制がないセ・リーグ方式の戦いにめっぽう強いのだ。「そら、パ・リーグの戦力が(投手が打席に入るため)落ちるからやろ。(セ・リーグは)そのままやんか」という感想が謙遜であることを、数字が物語る。投手が入る打順に代打を使うケースが発生するため、継投の判断を含め、指名打者制よりも選手起用の選択肢が多い。より戦略性が求められ、パの監督は慣れていない分、采配の差が出やすいと言える。24日の巨人戦(甲子園)で戸郷にノーヒットノーランを許すなど打線の低空飛行が続く今、変幻自在の用兵術で勝利を呼ぶ展開が十分に予想される。 甲子園に迎え入れる開幕戦の相手、日本ハムはリーグ2位と好調。本格的な戦力分析をする前とあって、「そら普通にやるだけよ。日本ハムなんて特に打順がコロコロ変わってるから。DH(指名打者)で打っていた選手で、誰が抜けてピッチャーがそこに入るとか、それはまだわからへんわ」と、踏み込んだ発言を避けた。ただ、お互い現役時代だった90年から4年間チームメートだった新庄監督が率いるチームを純粋に、「強い、強い」と力を認めた。ただし、試合前メンバー交換時のハイタッチを希望する虎OBの敵将に対し、特別な感情を見せることはない。1点差の勝敗は、阪神13勝5敗に対し、日本ハム11勝4敗と、接戦の強さはほぼ互角。投手中心のチームカラーも似ている。差が出るなら、ベンチの手腕。敵地北海道で戦った昨季は1勝2敗と負け越した相手に、“セの野球”を見せつけたいところだ。だから山崎の「3番・投手」としての起用を示唆した敵将の一方的な“先制口撃”も動じないはずだ。
2010年は、オリックスを率いて交流戦を制した。今年期待がかかるのは、10位に沈んで昨年取り逃した「セ・パ両リーグのチームを率いての交流戦優勝」。達成すれば、史上初になる。指名打者制がない甲子園で無双状態をつくり上げれば、快挙に近づく。(倉世古 洋平)
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