(セ・リーグ、中日−阪神、8回戦、15日、バンテリンD)バックを信じ、坂本のミットをめがけて腕を振る。1カ月ぶりに立つバンテリンドームのマウンドで、阪神・大竹耕...
(セ・リーグ、中日−阪神、8回戦、15日、バンテリンD)バックを信じ、坂本のミットをめがけて腕を振る。1カ月ぶりに立つバンテリンドームのマウンドで、阪神・大竹耕太郎(28)が緩急を駆使して竜打線に立ち向かった。同球場初登板だった4月13日は5回0/3を投げて7安打4失点で黒星。マウンドの硬さは足の裏に感触として残しながら、13日の投手指名練習後にはピッチャーズパークでもある敵地での登板を前にして、イメージを膨らませていた。
伸びのある直球にカットボールやカーブ、ときには100キロを下回るスローボールも投げ、凡打の山を築いていく。得点圏に走者を背負った二、三回を粘り切ると、四、五回はノーヒット投球。白星はつかなかったが、7回無失点と好投をみせ、小笠原との見応えある左腕対決を演じた。 打線は四回まで毎回走者を出すも、小笠原を打ち崩せない。その中で結果を出したのは、この日に2軍に降格した佐藤輝に代わって1軍に昇格し、「6番・三塁」に入った渡辺諒内野手(29)だ。二回1死での今季初打席では初球の142キロを振り抜き、中前へクリーンヒット。〝直球破壊王子〟の異名の通りに速球を捉えてみせると、四回2死での第2打席ではストレートの四球を選んで出塁。先制点にきっかけになろうと打席で存在感を示した。
14日の同戦(豊橋)で失点につながる痛恨の捕球ミスがあった佐藤輝が1軍から姿を消した。試合前練習では米大リーグ、アスレチックス時代の2022年に44試合で三塁出場の経験があるノイジーも、小幡のグラブを借りてホットコーナーでノックを受けた。代役として1軍にやってきた渡辺だって、このチャンスをものにするために必死。六回2死二塁のピンチでは山本のライナーをダイビングキャッチし、大竹を救った。
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