「阪神タイガース4-3中日ドラゴンズ」(22日、京セラドーム大阪) 小休止していた阪神・森下のバットからようやく快音が鳴った。1点を追う七回2死一塁。斎藤の初球ツーシームを強振。打球は左中間に弾む同点適時二塁打となり、塁上で力強く拳を握った...
「後ろにつなぐ意識でスイングした結果がタイムリーになってくれてよかったです」
16日・広島戦(マツダ)の1打席目に右前打を放って以来、20打席ぶりの安打が値千金の一打となった。「ここ数試合チャンスで打てていなかったですし、なんとかしたいという気持ちで打席に立ちました」。この打席から短く持っていたバットを長く持ち直した。「バットの先を感じられるように」。ヘッドの感覚を研ぎ澄ませたことで、トンネル脱出に成功した。 打席に立った瞬間から、森下のバッティングカウントとなる。カウント別の安打数では50安打中、初球打ちの12安打が最多。三回2死二塁ではカウント2-1からの4球目を打ってどん詰まりの遊飛に倒れていたが、七回は初球打ちで結果を残した。延長十回2死一、二塁はカウント2-2から低めのスプリットを見極めてフルカウントに持ち込み、2球ファウルで粘って8球目に四球を選んだ。価値ある粘りで大山のサヨナラ打を演出。久しぶりの安打から打撃の内容も右肩上がりとなり、「良い形で後半はボールが見えていた」と手応えを口にした。
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