関東では、25日(火)朝まで、強烈寒波の影響が残るでしょう。週末にかけてどんどん暖かくなり、4月並みの陽気になるため、スギ花粉の飛ぶ量が「多い」予想です。ただ、来週は、また雪が降るほどの寒さも予想されています。あと1か月もすれば、桜のシーズンを迎えますが、季節の変わり目は、特に寒暖差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。
この強烈寒波の影響は、25日朝まで残るでしょう。最低気温は、東京・横浜では2℃、水戸・宇都宮では氷点下4℃の予想です。気温が氷点下4℃まで下がると、水道管が凍結する目安と言われていますので、注意が必要です。特に3月のスタートとなる1日は、広い範囲で、20℃くらいまで気温が上がるでしょう。東京は20℃と4月中旬並み、前橋は21℃と4月下旬並みの陽気になる見込みです。この暖かさは2日にかけて続きそうです。
昼間は暖かいですが、朝晩と日中の気温差が大きくなるでしょう。暑がりの方、寒がりの方、それぞれですが、一般的に気温が5℃違うと、服装1枚分に相当すると言われています。気温と服装の目安を参考に、上手に調節してください。このため、マスクやメガネなど、しっかりとした花粉対策が必要になりそうです。できるだけ花粉を避けるためには、表面がツルツルした素材の上着を選びましょう。外から帰ったら、屋内に入る前に、洋服や髪についた花粉を払い、すぐにうがい・洗顔をして、花粉を取り除くとともに、部屋に持ち込まないようにしてください。4日~6日は、関東の平野部でも、雪が降る可能性があります。今のところ、雪や雨を降らせる「南岸低気圧」のコースや気温の予想には、まだ大きな「ブレ」があります。雪や雨のエリアが、どれくらい陸地にかかるのか、お出かけの際は、最新の予報を確認してください。
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