【金融引き締めよりも「さらに深刻な懸念」とは何か】 なぜFRBのパウエル議長は「間違い続ける」のか 東洋経済オンライン
6月14~15日に開かれたアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)では、1994年以来となる0.75%の大幅利上げが決定された。前回5月のFOMC後の会見で0.75%利上げの可能性を質問された際、ジェローム・パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長は「議論はするものの、現時点では支持は広まっていない」などと、かなり明確な口調で否定したのは記憶に新しい。
1994年以来の28年ぶりとなる大幅利上げとなったが、株式市場は混迷を深めている。S&P500種指数などアメリカの主要3指数は利上げの前後に年初来安値を更新。一時はS&P500種指数も弱気相場入りの基準とされる、高値からの20%下落を記録した。 パウエル議長が5月のFOMC時点で、0.75%の利上げを明確に否定したということは、インフレが一段と進むとは想定していなかったということだ。だが、この点について、なぜ見通しを誤ったのかについて、FRBは明確には説明していない。
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