🔔NEW:22年通期の貿易赤字は過去最大となる19.9兆円。みずほ銀行の唐鎌大輔氏は、この巨額赤字の為替相場への影響が軽視され過ぎていると警鐘を鳴らします。 ▶️過去最大「20兆円」貿易赤字で日本にこれから何が起きるのか。「23年は円高の年」論者の楽観ぶりが気になる…
今回発表された2022年の約20兆円にのぼる貿易赤字は、若干のタイムラグを伴って為替市場に影響を及ぼす。それを踏まえると、投資家から識者までいま広く語られる「日米金利差が縮小に向かうため、2023年は円高の年になる」との見通しに盲従するのは危うく感じられる。【図表3】日本の貿易収支(棒グラフ)とドル/円相場(折れ線グラフ)。貿易赤字との符合のほうは需給の変動による「因果関係」と考えられる。貿易赤字は遅かれ早かれ円の売り切り(外貨の買い切り)を通じて為替市場に反映されるからだ。当時の円相場は対ドルで10%以上の下落を記録しているが、2022年はその倍近い金額の貿易赤字を積み上げたわけだから、その直後に「円高の年になる」などという楽観的な見方はどうにも理解に苦しむ。
為替相場を決めるのは最終的に通貨の需給であるはずだ。これから日米金利差が縮小するという事実だけをもって、巷(ちまた)で言われるような110円付近まで円高が進行すると考えるのは、筆者には無理筋としか思えない。
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