今日23日(日)、活動が活発な梅雨前線の影響で、警報級の大雨となっています。今夜も激しい雨の降る所があり、引き続き警戒が必要です。24日(月)はいったん大雨のピークは越える所が多いですが、26日(水)以降は再び梅雨前線の活動が活発になり、西日本を中心に大雨となる所があるでしょう。梅雨の最盛期になっています。大雨災害に警戒が必要です。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があります。また、能登半島地震の被災地では地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、今後少ない雨量でも警報級の大雨の地域が拡大する恐れがあります。危険な場所には近づかないようにしてください。九州から近畿を中心に活発な雨雲が断続的に流れ込み、大雨となる所がある見込みです。同じような場所で、長期間、雨が続くことで、雨量が多くなりそうです。最新の気象情報にご注意ください。① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。 ③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。 ④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
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